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仔犬の食事、常識と非常識。供併童い寮長は、体重だけでわかるの?)
人間の子供に、大きくならないように、体重が増えないように、食事を十分に食べさせないことはありえません。しかし、犬では、6、7か月の成長期の仔犬に、これ以上大きくならないように、これ以上体重が増えないように指導している獣医さんが多いようです。
仔犬のときは、体のサイズや体重が増えるだけでなく、脳や神経、骨・関節、歯、内臓、筋肉、血管など、体の基本をつくる大切な時期です。このような成長期には、成長に必要な栄養を適量摂取することが大切です。このような成長期に、大きくしない、体重を増やさないように指導する獣医さん、その指導に従う飼い主さん、人間では非常識というか、ありえないことです。
●「はる」の成長記録。・・・「はる」2015年6月5日生まれ/ウェルッシュ・コーギー・ペンブローク/オス
ドッグワンのコーギー「はる」は、2015年6月5日生まれで、毎月5日に首周り、胸まわり、胴回り、背丈、体重を計測して、このブログ[コーギー犬「はる」の成長記録]で公表してきました。生後9か月で、体格はコーギーのLサイズに近づき、体重は13kgです。食事量は、自然と成犬の1日量に減ってきたので、基本的な骨格や体重は、ほぼ完成に近くなっていると思われます。
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・9/17  生後3か月半/ 首まわり26cm 胸まわり37cm 胴まわり34cm、背丈34cm
・9/24 生後3か月3週 /首まわり27cm 胸まわり39cm 胴まわり38cm、背丈39cm
・10/5 生後4か月 /    首まわり29cm 胸まわり42cm 胴まわり39cm、背丈43cm、体重7kg
・11/5 生後5か月/     首まわり33cm 胸まわり45cm 胴まわり39cm、背丈43cm、体重9kg
・12/5 生後6か月/     首まわり34cm 胸まわり48cm 胴まわり42cm、背丈44cm、体重10.5kg
・1/5 生後7か月/       首まわり34cm 胸まわり49cm 胴まわり45cm、背丈44cm、体重12kg

・2/5 生後8か月/       首まわり38cm 胸まわり51cm 胴まわり47cm、背丈48cm、体重12.9kg
・3/5 生後9か月/       首まわり38cm 胸まわり55cm 胴まわり48cm、背丈53cm、体重13.0kg

*参考:首まわり32cm 胸まわり46cm 胴まわり42cm、背丈42cm(ドッグワン・サイズチャート/Wコーギー・Sサイズ)
*参考:首まわり36cm 胸まわり52cm 胴まわり48cm、背丈48cm(ドッグワン・サイズチャート/Wコーギー・Mサイズ)
*参考:首まわり40cm 胸まわり58cm 胴まわり54cm、背丈53cm(ドッグワン・サイズチャート/Wコーギー・Lサイズ)
●犬の体重だけでなく、身体(首まわり、胸まわり、胴まわり、背丈)を測定をして、仔犬の成長度合いを把握しましょう。
犬の体重以外に、身体の測定をしている飼い主さんはほとんどいらっしゃいません。また、動物病院で、仔犬の身体の測定、1年毎の身体測定をしているところも聞いたことがありません。
上記の「はる」の成長記録をみてもわかるように、体重の伸びが鈍化しても、成長し続けている部位があります。仔犬の体の外観が成長しているうちは、脳・神経、骨・関節、歯、内臓、筋肉など体の基本的な部分も成長し続けているはずです。犬も早熟タイプ、晩熟タイプがあるようなので、仔犬の成長度合いを飼い主さんが把握することが、健康管理の基本になるのではないでしょうか。
●人間の間違った判断で、仔犬の健全な成長を止めない。
動物病院では、仔犬の身体の測定をしないで、体重だけで、これ以上大きくならないように、体重が増えないように飼い主さんに指導をしている病院が多いようです。成長期の真っ只中の6、7か月で、食事量を少なくすると、成長に必要な栄養が不足するので、体格が大きくなったり、体重が増えることを止めることができるかも知れません。
しかし、このような仔犬の成長に必要な栄養を制限するようなことは、骨折・関節不全、歯が悪い、消化吸収力が低い・肝機能や腎機能の低下、心臓が弱い、皮膚病になりやすい、感染症やがんになりやすい、ホルモン異常や甲状腺異常など、あらゆる病気やけがの原因になる可能性があるはずです。
●仔犬の自然な成長が、健康で丈夫な犬の土台をつくります。
仔犬のときは、成長に必要な栄養を摂取する必要があるので、同体重の成犬の約1.5倍から2倍の給餌量が必要と考えられています。仔犬は、成長が止まってくると、自然に食べる量も減ってきて、食べ残すようになって、成犬と同量程度になるようです。仔犬がフードを食べすぎたからといって、ひたすら体格が大きくなるはずもなく、食べ過ぎたら余剰なカロリー分は、胴まわりにつくので、身体の測定で把握することはできると思います。
また、仔犬のときは、脳や神経、心臓と血管、骨と歯、関節、内臓、皮膚と被毛、筋肉など、犬の土台をつくる大切な時期なので、成長に必要な栄養を適量摂取できるようにする、適度に運動をする生活習慣にすることが大切です。
成長期の仔犬の体重を増やさないように、食事量を減らすようなことは、仔犬の健全な成長を阻害して、病気や怪我が多い犬にしてしまう可能性があります。仔犬の自然な成長が、犬の一生を楽しく、元気に長生きできるために、必要不可欠なことではないでしょうか。
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            ・・・続きます。
author:dogone, category:子犬の健康について, 16:44
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