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春は、犬の健康診断の季節。機塀章/犬の健康診断の活用法)

春は、犬のフィラリア検査と同時に、血液健康診断を行っている飼い主さんが多いと思います。多くの動物病院では、セット割を導入しているので、定期的に健康診断を受けることで、隠れた病気の早期発見・早期治療ができると説明をしています。

 

しかし、健康診断といいながら、判定や診断をしない、検査数値が高いということしか言わない、薬を処方する、療法食を薦める、このような動物病院も多いようです。

 

このような判定(異常なし・要経過観察・要再検査・要精密検査など)がない、再検査や別の検査を通して病気の診断をするようなことが行われないのであれば、健康診断とはいえないのではないでしょうか。

 

また、判定や診断がないだけでなく、病状や治療の方針の説明もない、薬の種類・作用・副作用の説明もない、療法食にする必要性・食の安全性・薬事法で効果効能の説明ができないのに薦める理由など、飼い主さんが本来受けるべき説明がほとんどないままに、勝手に薬品や療法食で治療行為が行われていることが多いようです。

 

肝臓の数値が高い、翌年はさらに腎臓の数値も高い、翌々年は中性脂肪とコレステロール値も高い、年々薬の種類が増え続け、療法食も肝臓をサポートするフードから、腎臓の療法食にしているような飼い主さんもいらっしゃいました。

 

せっかく健康診断を受けているのに、検査の数値ウォッチャーのような状態になっていて、他の病院で診てもらったら、肝臓がんと診断されるようなケースが少なからずありました。

 

犬の健康診断は、人間の健康診断や人間ドックのように、健康状態の把握、隠れた病気の早期発見・早期治療のためにあるべきです。

 

今年の春に、まだ健康診断を受けていない犬では、飼い主さんが事前に情報を持って、せっかく受ける健康診断を有益にするべきではないでしょうか。

 

                         …続きます。

 

 

 

author:dogone, category:犬の健康診断の活用法, 16:13
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