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秋、犬の健康管理。-1(/序章/犬の体重と肥満…食欲の秋、運動の秋)

秋は、暑くもなく寒くもなく、収穫の秋、食欲の秋、運動の秋など、活動しやすい季節です。人間に限らず、犬も他の動物も、秋になると食欲が増すのは、寒い冬に対応する体づくりといわれています。秋にたくさん食べて、筋肉が増えると体温をつくりやすくなり、皮下脂肪が厚くなって体温を逃がし難くなります。ペット先進国のヨーロッパやアメリカでは、犬は秋冬に多く食べて寒さに負けない体質になる、春夏は自然に食欲が落ちて、筋肉や皮下脂肪が減って暑さに対応できるという考えが一般的です。

 

日本では、犬の体重は少ないほうが良い、小柄な犬が良いと思いこんでいる人が多く、1年中同じ体重にしないといけない、子犬のときから大きくしない、体重を増やさないようにしないといけない。と思い込んでいる方々が非常に多いようです。

子犬のときから、食事量を少なくして大きくしない。成犬・シニア犬・高齢犬では、体重を増やさないように、ダイエットフード・シニア犬用フードにして、体重が増えたら食事量を減らす。このような食生活を続けると、犬が栄養不足になって体重は減っても、何の健康上のメリットはありません。

 

日本の犬は、痩せすぎ、体格が小さい、体型が悪い、筋肉が少ない、胸周りが貧弱、毛量が少ない、毛が短い、毛艶が悪い、などの犬が多いのは、間違ったダイエットで栄養不足の犬が多いからと考えられています。

また、東京でも、犬に寒がるのでダウンを着せている。犬が寒がることを恥ずかしいと思わない飼い主さんも増えています。

 

基礎代謝エネルギーは、呼吸・血液循環・消化吸収・栄養代謝・体温維持など、生命を維持する上で最低限必要なエネルギーと言われています。基礎代謝エネルギーは、1日の総消費エネルギー量の70%前後を占め、寝ているときにも必要なエネルギーです。

基礎代謝エネルギーを消費する部位では、肝臓・脳・筋肉で60%ほどを占め、特に筋肉が減ると基礎代謝量が低下して、同じ量を食べていると消費エネルギー過剰になって太りやすくなったり、体温をつくりにくくなって寒がる、足腰の関節に負担をかけるなどの弊害が出てきます。

 

犬が秋になって食欲が増すのは、夏のダメージを埋めることもありますが、たくさん食べて筋肉を増やして寒さに強い体質をつくるように体内にセットされているといわれています。また、秋は、動きやすいので散歩や運動量が増えて、筋肉が増えやすくなります。

 

日本では、犬に食べさせることをネガティブに捉えて、カロリーと体重の心配ばかりしている飼い主さんが目立ちます。

 食欲の秋、運動の秋は、良く食べ、良く遊びと同じで、セットで考えるべきではないでしょうか。

人間では、生活習慣を改善することで、多くの病気を予防できるといわれています。栄養バランスが良い食事を適量に規則正しく食べる食事習慣、適度に運動をする運動習慣、ストレスを溜めない生活習慣、このような生活習慣の改善で、多くの病気を予防し、病気を改善することができるといわれています。

 

犬も、食欲の秋、運動の秋が実践できたら、ストレスもなくなって、多くの病気予防、病気や症状の改善ができるはずです。また、今年の冬は、寒さに強くなって、健康に冬を乗り越えることができるようになるのではないでしょうか。

 

                        …続きます。

 

            

 

 

 

 

author:dogone, category:犬の健康について(ダイエット), 15:53
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