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犬の歯が抜けた、歯がボロボロ、口臭がする。…原因と対策。機塀章/栄養不足、水分不足)

長生きした犬は、目、耳、鼻、足腰が弱くなったり悪くなっても、歯と胃は丈夫だった。と、ほとんどの飼い主さんがおっしゃいます。犬は、人間のようによく噛まないで飲み込んでしまいますが、それでも歯が抜けたりすると、硬いものが食べれないなど、何かしらの影響が出てきます。

ドッグワンで、歯が抜けた、歯がボロボロ、口臭がするなどで、フードやおやつ、サプリメントやケア用品などの相談を受けることがあります。まだ、7,8歳なのに、半分以上の歯がない犬、数本抜けてしまった犬などは、体重を減らすために食事量を減らしている、カルシウム・リンなどを制限した療法食、タンパク質を制限したり少なすぎる療法食やダイエットフードを食べている犬に多いことがわかります。

人間の歯科医をしている飼い主さんに聞くと、歯ブラシで歯磨きすることと栄養バランスが良い食事をすることが、犬の歯と歯茎の病気予防と健康維持に必要な両輪のようです。歯石を取るだけで歯周病を予防できるわけでなく、普段から「歯磨きの習慣」+「栄養バランスが良いフードを適量食べる」ことが、犬の歯と歯茎の健康に必要なことではないでしょうか。

●犬の歯が抜ける。

犬の歯を支えている歯茎が健康でないと、歯が抜けやすくなります。歯周病で歯が抜けることもありますが、歯茎に必要な栄養が不足して、歯が抜けてしまうようなことが多いようです。歯茎と骨と歯を支持する部位は、タンパク質の一種コラーゲンでできています。タンパク質が不足したり、コラーゲンの合成に必要なビタミンCが不足していると、歯茎や骨と歯を支持している部位が弱くなって、歯が抜ける原因になるといわれています。

.織鵐僖質不足

犬の歯茎、骨と歯を支持している箇所は、主にタンパク質の1種コラーゲンでできているといわれています。コラーゲンは、骨・歯・関節・靱帯などの強化と弾性を持たせる役割があり、皮膚や血管などにも存在しています。 タンパク質が不足すると、コラーゲンも不足するので、骨・歯・関節などが弱くなってしまいます。 犬の歯が抜ける原因の一つに、タンパク質不足で骨と歯を支持する力が弱くなったことが考えられます。 タンパク質が不足する理由は、低タンパク質のダイエットフード・シニア犬用フード・高齢犬用フード、タンパク質を制限した肝臓・腎臓などの療法食を食べている犬。栄養バランスが良いフードを食べていても、食事量が少なすぎる犬。栄養バランスが悪い手作り食や手作り食の食事量が少なすぎるなどが考えられます。

▲咼織潺Cの体内合成量が低下し、コラーゲンが不足している。

犬は、ビタミンCは体内合成量で必要量を賄うことができるといわれているので、必須栄養素にビタミンCは入っていません。コラーゲンの体内合成には、ビタミンCが必要といわれていて、ビタミンCが不足すると、タンパク質を適量摂取しても、必要量のコラーゲンをつくることができません。コラーゲンが不足すると、歯茎や骨と歯を支持する力が弱くなって、歯が抜ける原因になることもあるようです。

ビタミンCの体内合成量が低下する原因は、老化や体質の変化などが考えられます。ビタミンCは、水溶性ビタミンで、食品から摂取する分では過剰症はおきないので、野菜や果物などでビタミンCを補給することがおすすめです。

●犬が歯が欠けた。歯が割れた。歯がボロボロ。

犬が歯がボロボロになってしまうのは、歯をつくっている栄養素が不足していることが考えられます。カルシウム・リンなどを制限した療法食、体重を減らすために食事量を減らしてい。心あたりがある人は、必要な栄養を適量食べさせることが必要です。

.ルシウム・リン・マグネシウム不足

犬の歯のエネメル質も、主にリン酸カルシウムでできていて犬の体で最も硬い部位を形成しています。また、リン酸マグネシウムなども同様で、歯や骨などの硬い部位は、カルシウム・リン・マグネシウムで構成されています。カルシウム・リン・マグネシウムが不足すると、歯を構成する成分が不足するので、弱くなって歯が欠ける、歯が割れる、歯がボロボロになるようなことが起こります。

カルシウム・リン・マグネシウムが不足する原因は、カルシウム・リン・マグネシウムを制限した結石の療法食、栄養バランスが良いフードでも食事量を少なくしている犬、手作り食でカルシウム・リン・マグネシウムなどミネラル成分の適正量を知らない飼い主さんなどが考えられます。また、カルシウム・リン・マグネシウムは、結合して組織に存在しているので、比率も重要です。カルシウムだけのサプリメントなどは、バランスを崩したり、結石の原因になることがあるので注意が必要です。

●犬の口臭が気になる。

犬の口臭は、臭いベタベタしたフードや療法食を食べている、口内細菌バランスが悪い、ドライマウスで唾液が少ない、胃腸の調子が悪いなどが原因になっていることが多いようです。

/紊鬚△泙螳まない。

水をあまり飲まない犬は、水で口内の洗浄があまりできないので、細菌が増殖しやすく、歯周病などになりやすいといわれています。水を食後に飲むと、歯垢が洗い流されて、歯石ができにくくなります。

唾液が少ない。

唾液は、口内の洗浄、殺菌、粘膜の保護、歯の保護、食べ物を飲みこみやすくする、などの役割があります。犬の唾液が少ないと、ドライマウスのような状態になり、細菌が繁殖しやすくなって、口臭がしやすくなります。

⓷胃腸の調子が悪い

口内は、消化器官の入り口といわれるように、食道、胃、腸などの消化器官と直結しています。犬の胃腸などの調子が悪かったり、病気のときは、異臭が口に戻ってきて、口臭がすることがあります。

 

                        …続きます。

author:dogone, category:-, 14:55
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