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犬も予防医学の考え方を。機塀章/対処療法と予防医学の違い)

日本では、犬が病気になると動物病院に行って治療を受ける対処療法がほとんどです。しかし、アメリカでは、犬が病気にならないようにする「予防」が大切であるという考え方が広まっているようです。 

 

人間の予防医学は、アメリカで生まれた学問で、治療医学の反対語といわれています。アメリカでは、日本のような国民皆健康制度がなく、医療費が全額負担になるために、病気にならないようにする予防医学が広がったといわれています。

日本は国民皆健康制度があり、医療費を30%窓口に払えば良いので、なんでも病院で治療を受けることが多いといわれています。このような人間の病気治療、病気予防の考え方の日本とアメリカの違いが、そのまま犬でも対処療法の日本と予防医学のアメリカの違いになっているのではないかと思われます。

 

日本では、犬が皮膚病で動物病院に行くと、アレルギー療法食、薬用シャンプー、抗生物質・ステロイドなどの薬品が処方されます。犬が下痢になると、抗生物質や缶詰の療法食が処方されます。犬の体重が増えると、100gのカロリーが少ないダイエット用の療法食を勧められます。健康診断を受けて、尿がアルカリ性だと結石の療法食で尿を酸性にするように言われます。肝臓の数値が高いと、薬と療法食で数値を改善するように勧められます。犬の症状や病状で、療法食と薬品が、その都度処方され、物販業のような動物病院が少なくありません。

 

ドッグワンで、北米やヨーロッパから帰国した飼い主さんが何人かいらっしゃいます。海外の動物病院で、「ナチュラルバランス」や同等のドッグフードをショップで購入して、食生活を改善して病気を予防することが必要といわれた飼い主さんが複数いらっしゃいます。また、太ってきたら「運動量】を増やす、膀胱炎や結石の犬は水分を多く摂らせるなど、食生活以外の生活習慣を改善して病気を予防するように指導された方もいらっしゃいます。

 

アメリカの動物病院は、診察料が高く、薬品・薬用シャンプー・療法食などの販売に頼らなくても経営が成り立つようです。日本の動物病院では、診察料を高くできないので、薬品・薬用シャンプー・療法食、ワクチン・ノミダニ駆除薬などの販売で経営が成り立つようになっているといわれます。

このような動物病院の経営の基盤が異なることも、対処療法の日本と、予防医学も広まっているアメリカの違いの一因になっている可能性があります。

 

ドッグワンの看板犬、コーギー「はる」は6月5日に3歳になりました。まだ、病気やケガで動物病院のお世話になったことはありません。「ナチュラルバランス」のドッグフードをメインに、サブに「ドットわん」のフード、少々の肉と野菜をトッピングしています。3.5か月ほどから、このような食生活をしており、シニアになっても高齢犬になっても、基本は同様の食生活を送らせます。

 

当店のお客様の犬でも、「はる」と同じような食生活で、健康で長生きした犬、長生きしている犬が非常に多くいらっしゃいます。後は、食事量が少なすぎると、栄養不足になり、免疫力が低下すると感染症や癌の原因になったり、肝機能が低下するので、適正量を食べさせる。逆に食べすぎで運動不足になると、体脂肪が増えて肥満になるので、適正量を食べさせて運動量を増やす。このような当たり前の食生活と運動の習慣にすることで、病気になりにくい、ケガをしにくい、健康を維持して長生きすることができるはずです。

 

アメリカの獣医師さんで、「ナチュラルバランス」を勧める方が多いというのも、食の安全が検査データで確認できる、栄養バランスが優れていることで、病気にならないようにする「予防」ができることが、数十年の実績で確認できることが、一因と考えられます。

 

「はる」には、何があっても療法食を一粒でも食べさせることはありません。シャンプーは、ナチュラルシャンプー。皮膚病や下痢の可能性があるときように、それぞれのナチュラルケア用品を常備して早期発見、早期治療をするようにしています。ノミ・ダニ駆除薬は、農薬でも使う殺虫剤が成分なのでもちろん使っていません。天然ハーブの虫よけスプレーで、ノミ・ダニが寄ってこないので大丈夫です。

 

このような犬の体内に農薬や薬品を入れない、つけない。栄養バランスが良い食事を適量に食べる、運動をする、水を適量飲む。このような生活習慣にすることが、犬が病気にならないようにする「予防医学」の考え方ではないでしょうか。

 

                      …続きます。

 

 

 

 

 

 

 

author:dogone, category:犬の健康について, 19:56
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