RSS | ATOM | SEARCH
犬の熱中症対策。機塀章/犬が熱中症になりやすい理由)

17、18年前のことですが、夏の日中に犬に留守番をさせるときに、エアコンの設定を話したことを覚えています。ほとんどの飼い主さんは、11時〜16時などタイマーでエアコンをつけて外出していると記憶しています。今では、犬に留守番させるときは、エアコンをつけっぱなしの人がほとんどではないでしょうか。この10数年でも、地球温暖化の影響で、日中だけでなく朝と夜もずいぶん暑くなりました。

多くの犬種は、ヨーロッパやアジアを起源としています。寒冷な地域が多いので寒さに強く、夏は冷涼なので暑さに弱い体のつくりになっています。このような犬達が、日本のような高温で高湿度の夏を健康に過ごすのは年々難しくなっています。犬の体の構造、熱中症のことを理解して、有効な予防策を講じてやることが大切です。

●犬が熱中症になりやすい理由。

犬の体温は、37.5度から39.2度程度が平熱といわれています。それ以上が高温、41度以上が熱中症といわれます。犬の熱中症は、50%が死にいたるというデータもあるそうです。犬は、寒さに強く手元、暑さに弱いことを、飼い主さんが再確認することが、犬の熱中症予防の一歩です。

‖硫垢魏爾欧覽’修弱い。

犬は、汗腺がない(肉球)ので、汗の気化熱で体温を下げることができません。呼吸(パンティング)するときに、舌や鼻の水分が蒸発するときの気化熱で、体温を下げることができますが、主に口内・気管支・肺などの温度を下げる程度で、汗で全身の体温を下げることに比べると、体温を下げる効果は低いといわれます。

体温をつくりやすく、体温を逃がさない、体の構造になっている。

犬が体温をつくるのは、胃・肝臓などと、筋肉でつくります。また、寒いときに体温を逃がさないように、皮下脂肪が厚くなっています。犬は、春から夏にかけては冬よりも食欲が落ちて、筋肉や体脂肪を減らすのが自然な行為といいます。暑い時には、体温をあまりつらずに済むことや、皮下脂肪を減らして体温を逃がしやすくするようになっています。しかし、寒さに強い体の構造が基本なので、暑すぎるような気候には対応力が低いと考えられます。

⓷全身が被毛で覆われているので、体温が逃げにくい。

犬は、全身が被毛で覆われていて、雨や雪を防ぎ、寒気から体を守っています。夏は、被毛が熱線や紫外線を防ぐようになっていますが、体温を逃がすよりも断熱効果が高いので、夏は熱がこもりやすくなります。

 

                       …続きます。

 

author:dogone, category:犬の健康(食欲不振、夏ばて), 15:48
-, -, pookmark