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真夏の犬閑話機…猛暑は、ダイエットより体力。

今年の夏は、梅雨明けが早く、最高気温の更新、体温以上の猛暑が続き、西日本豪雨、逆走台風など、異常気象がずっと続いています。

 

このような異常な猛暑でも、犬にダイエットをさせている人がいらっしゃるようです。犬の食事量を減らすと、カロリーと必須栄養素が不足するので、栄養不足になって痩せます。この猛暑に、犬を栄養不足にして痩せさせると、体力が落ちて夏バテ、熱中症、感染症など様々な病気の原因になってしまいます。

 

特に、病気持ちの犬、高齢な犬、仔犬、食欲がない犬は、体力が落ちると免疫力も低下して、肺炎や膀胱炎などの感染症になりやすいといわれています。猛暑で優先するべきは、ダイエットではなく、体力を維持することです。この猛暑では、運動を十分にすることはできないので、多少脂肪が増えても体重が増えても、体力を優先させて、猛暑でも病気に負けない、熱中症にならないような食習慣を続けるほうが良いと思います。猛暑が収まったり、秋になったら、運動量を増やして、余分な体脂肪を減らすようにすれば、済むことです。

 

ロンドン、サンフランシスコから帰国したトイ・プードルがお客様でいらっしゃいます。

2頭とも、体形、コートがとてもきれいで、スタンダードに近いと思います。胸まわりが発達していて、コートの密度が高いのが印象的です。体格が大きいので、体重もそれなりにありそうですが、イギリスやアメリカでは体格が大きければ体重が多いのは当たり前なので、犬種特有の体格や体形・被毛が優先されるので、健康な犬が多いようです。

日本では、獣医さんが犬種の特長を把握していないのと、標準体重にしないといけないと勘違いしているケースが多いようです。子犬のときから、栄養不足で成長不良になるので、体が小さいだけでなく、骨格が弱弱しい、筋肉が未発達・貧弱、被毛量が少ない・短いなど、全体的に貧弱で不健康な犬が多い原因と思われます。

このような痩せた犬が、猛暑で多少太っても、ダイエットすることは健康上、外観上も良くないことは明らかです。イギリスやアメリカなどペット先進国に比べると、日本はまだまだ理解が不足していると改めて思います。

 

昔の日本の夏は、風鈴、朝顔、金魚売、線香花火、蚊取り線香、蚊帳、ステテコ+ランニングシャツのお父さん、浴衣など、涼しく感じるアイテムがたくさんありました。

今年のような猛暑では、生命の危機を感じるほどで、情緒もあったものではなく、ひたすら家の中でエアコンを使うだけしか対策はありません。今年だけの異常気象なのか、今後も続くのかはまだわかりませんが、肉体的だけでなく、精神的にも支障が出てくるのが心配な、今日この頃です。

 

 

 

author:dogone, category:犬の健康について, 18:49
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