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真夏の犬閑話。次淵船ンミール、乾燥鶏肉は、鶏肉を乾燥させて粉状にした安全なものです)

食用鶏肉の可食部位(胸肉・もも肉・ササミなど)だけを使っている安全なドッグフードの原材料をみると、生鶏肉・乾燥鶏肉、新鮮な鶏肉・鶏肉(乾燥)、チキン・チキンミールなど、生肉と乾燥肉が両方が表示されていることが多くあります。

 

生鶏肉・新鮮な鶏肉・鶏肉の英語表記は「Freshly Prepared Chicken」で、「新鮮な調理されたチキン」が訳し方としては正しいようです。鶏生肉をそのまま使うと、ドロドロするばかりで均一にもならずドッグフードの製造には使えないそうです。このため、製造前に、生鶏肉を、細かくカットして、焼く・煮る・乾燥などの事前に調理をして、水分を少なくしてから使っているそうです。「raw chicken」「fresh  chicken」ではなく、「Freshly Prepared Chicken」と英語で表記されていても、日本語に訳す段階でいかにも生肉をそのまま使っているような「生鶏肉」・「新鮮な鶏肉」と表記されているというのが事実です。

 

乾燥鶏肉・鶏肉(乾燥)・チキンミールは、食用鶏肉の可食部位(胸肉・もも肉・ササミ)を乾燥させて粉上にした乾燥肉のことです。鶏生肉を事前に調理した肉よりも、乾燥肉のほうが水分率が少ないので、栄養素が凝縮する傾向にあり、タンパク質とカロリーは乾燥肉のほうが多くなります。また、直線に調理する必要がなく、品質や栄養成分が安定しやすい、粉状なので製造時に混ざりやすく均一にしやすいいなどのメリットがあります。

 

ドッグフードの製造に詳しい人は、生鶏肉を使っても乾燥させるので、チキンミール(乾燥鶏肉)と大して違いがないといいます。しかし、生肉を多く使っているほうが、商品価値を高めやすい、差別化ができやすいなどの理由もあって、世界的な流行のような現象が続いています。

 

鶏肉以外も、同様で、生ラム肉とラムミールは、新鮮な調理されたラム肉と乾燥ラム肉。生サーモンとサーモンミールは、新鮮な調理されたサーモンと乾燥サーモンのことです。

 

このように、「生鶏肉・新鮮な鶏肉、チキンミール・乾燥鶏肉」は、人間用食品等級の食用鶏肉の可食部位を使っている安全なドッグフードの原材料として、表記されているものです。もともと、「ミール」は、粗びき粉、ひきわり粉の意味で、オートミールはオーツ麦を平に押しつぶし乾燥させたものです。

このように「ミール」は、乾燥させた粉のことで、「チキン・ミール」は鶏肉を乾燥させて粉状にしたものです。ミールにそれ以上の意味はなく、ミールがさも危険な原材料であるかのような表現は間違っています。

 

アフィリエイト絡みのSNSや週刊新潮の記事にも、ミールは危険な原材料を使っているような間違った情報が一部で広がっています。このような記事でも、最初は「ミートミール」の「ミート」は、何の肉か、どの部位なのか不明なので危険であるかのような表現をしていました。「フィッシュミール」の「フィッシュ」も何の魚なのか不明なので同様です。

それが、誰かが勘違いして「ミート」が危険であることが、いつの間にか「ミール」は肉の副産物を使っているような間違った情報がコピーされて、拡散しているのが実態と思えます。

 

「ミール」は、乾燥させた粉状のことを言います。死んだ家畜の肉、副産物肉などを使っている可能性があるのは、「ミート」です。このような間違った情報を、さも正しいように表現する、他社のブランドを攻撃するようなことで、アフィリエイト側が利益を得て、飼い主さんや犬の利益や権利を奪っている可能性があります。

 

ネット情報は、真偽が入り混じっています。何が正しい情報なのか、見極めることが必要です。

 

 

author:dogone, category:ドッグフードについて, 18:30
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