犬の栄養学の基礎知識。-6(症状別・栄養の基礎知識…肥満)

  • 2019.01.22 Tuesday
  • 15:08

昔から、子犬は足の骨が太いほうが良い、抱くとズシっとした犬が良いといわれました。骨太で骨密度が高い、筋肉が多い犬ほど、体重が多くなるので、見た目よりも体重が多い犬ほど良い犬といわれました。昔の犬のほうが、体格が大きく、骨格筋が発達している、毛並みが良いなど、健康的な犬が多かったと思います。もちろん、子犬は元気で健康な成犬に育つように、いっぱい食べる、いっぱい運動をさせるいことも常識でした。成犬やシニア犬になっても同様で、体重が増えることを気にして、食べる量を減らしていたいた飼い主さんはいなかったと思います。

今は、子犬が生後半年過ぎると、大きくならないよう、体重が増えないように、成犬用のフードにしたり、食事量を減らすように、動物病院やペットショップで指導を受けることがあるようです。また、成犬になっても、体重を増やしてはいけないといわれ、ダイエットフードや食事量を減らすなどで、体重のことばかり気にしている飼い主さんが非常に多いと思います。

子犬の時に、栄養不足になると体が小さいだけでなく、脳・内臓機能・筋肉などが成長不良になり未熟なまま成犬になるので病気やケガが多い犬になってしまいます。成犬以降も、栄養不足が続くので、様々な病気になってしまいます。

犬の肥満は、体重が多いことではなく、皮下脂肪や内臓脂肪などの体脂肪が多すぎる犬のことです。犬の体重が増えないように、体重を減らすために、栄養が偏ったダイエットフードにしたり、食事量を減らすことが、犬を栄養不足にして病気が多い、短命の最大の原因になっているのではないでしょうか。

犬が何のために栄養バランスが良いフードを適量食べないといけないのか?それは、「体をつくる」、「体を動かす」、「体の調子を整える」、3つの働きをする栄養素をバランスよく適量摂取しないと生きていけないからです。栄養バランスが良いフードを適量食べる、適度に運動をする。この生活習慣にすることが優先で、体脂肪が増えすぎで肥満になることもないはずです。

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ドッグワン看板犬「はる」2か月半頃

●犬の栄養学の基礎知識。-6(症状別栄養の基礎知識…肥満)

動物病院、ペットショップ、ネット情報…等々、犬のフードや栄養学、犬のこと、犬種のこと、知識がない人、知らない人が増えているのでしょうか?

犬の成長、健康は、栄養バランスが良いフードを適量食べる、適度に運動をする生活習慣にすることが大切です。しかし、犬の体重を維持する、増やさないことが目的になってしまい、栄養バランスが悪いフード、食事量を減らすことで、栄養不足で痩せすぎになっていることに気づかない人達が増えています。

骨折、関節痛、歯が悪い、肝機能低下、腎機能低下、下痢が多い、皮膚病、膀胱炎などなど、犬の病気の原因の多くが、タンパク質不足、脂質不足、カロリー不足、カルシウム・リン・マグネシウム不足など、必須栄養素の不足が原因をつくっています。

犬の健康のためには栄養バランスが良い食事を適量食べる+適度な運動が大切です。犬の体重だけで肥満を判定する、標準体重と比較しても、身体の測定をしていないので全く意味がないことです。

飼い主さんが、愛犬の身体の測定を定期的にして記録をつける。犬種別の標準体重ではなく、犬種標準(スタンダード)の容姿に近づけるようにすることが大切ではないでしょうか。子犬は、元気で健康な成犬に育てる。成犬、シニア犬、高齢犬は、生活習慣を良くして病気を予防し、健康で長生きする。そのためには、飼い主さんが犬のこと、犬種のことの知識を増やして、食事と運動の生活習慣を改善していくことが大切になってきます。

1日の摂取エネルギー(カロリー)量は、消費エネルギー量と同じにする。

1日に、食事から摂取するエネルギー量は、基礎代謝量+活動で消費されるエネルギー量他の消費エネルギーと同じ量にすることが基本です。摂取エネルギー量>消費エネルギー量の、エネルギー過剰は過剰分予備エネルギーとしてが体脂肪になって皮下や内臓脂肪として蓄えられ、肥満の原因になります。摂取エネルギー量<消費エネルギー量は、基礎代謝・活動に使うエネルギー不足になるので、体脂肪だけでなく筋肉を分解して、不足したエネルギーを補うので、体重は減りますが、肝臓や腎臓が悪くなったり、元気喪失など、重大な病気の原因になることがあります。

1日の摂取エネルギー量が多くなる主な原因は、食べすぎです。ドッグフードや手作り食でも、人間が食べるパン・ケーキ・ソーセージ・鶏の唐揚げなどを食べさせている人が少なくありません。また、サツマイモなど糖質が多いものも食べすぎると、体脂肪が増える原因になります。また、運動不足は、筋肉量が減って基礎代謝量が減る、活動で使うエネルギー量が減るので、摂取エネルギー量の過剰の原因になります。

1日の摂取エネルギー量が少なすぎる主な原因は、食べる量が少なすぎることです。摂取エネルギー量が少ない状態が続くと、呼吸・血液循環・消化吸収・栄養代謝などの基礎代謝に必要なエネルギーも不足して、機能不全に陥って生命を維持できなくなります。

▲織鵐僖質は、多すぎず、少なすぎず、適量に。

肉や魚などのタンパク質は、犬の筋肉・内臓・脳・血液・血管・皮膚・被毛、ホルモン・免疫抗体・酵素などをつくる材料になる栄養素です。タンパク質が多すぎると肝臓や腎臓に負担をかけ、タンパク質が不足すると体をつくる材料が不足して、機能低下や感染症やがんなどの病気や足腰の弱体化やケガをしやすくなります。

タンパク質が多すぎる原因は、肉が多すぎ+グレインフリーなどのドッグフードを食べている、肉のトッピングやおやつが多すぎ、食べすぎなどです。

タンパク質が不足する原因は、低タンパク質・低脂肪・高糖質の栄養が偏った低カロリーフード・シニア犬要フード・高齢犬用フードなど100gのカロリーが少ないのが売りのフードを食べている。食べる量が少なすぎなどです。皮膚病が治らない、足腰が弱い、ヘルニアになった、家艶が悪い、毛量が少ない、仔犬なのに元気がない、仔犬の成長が遅い、胸幅が少ない、病気がちなどは、タンパク質不足が原因になっている可能性があります。

タンパク質の適量は、犬は人間の体重1圓△燭衞4倍といわれています。ドライフードの成分比では、約22~28%前後で、肉や魚など良質なたんぱく質が主になっているフードを適量食べることで、タンパク質を適量摂取することができるといわれています。

脂質は、多すぎず、少なすぎず、適量に。

脂質は、8.7kcal/gのカロリーがあり、タンパク質と糖質の3.5kca/gの2.5倍のカロリーがあります。また、脂質はエネルギー源にもなりますが、細胞膜・性ホルモン・コレステロールなどの材料になる栄養素です。脂質が多すぎると、エネルギー過剰の原因になり余剰分が体脂肪になるので肥満の原因になります。脂質が少なすぎると、脳出血など血管がもろくなったり、皮膚や被毛の状態が悪くなる、免疫力が低下して感染症になりやすくなるといわれています。

脂質が多すぎる原因は、肉が多すぎるドッグフード、肉のトッピングやおやつの食べ過ぎなどで、肥満だけでなく動物性脂肪過多からも生活習慣病になりやすくなります。

脂質が少なすぎる原因は、肉を少なくして100gのカロリーを少なくした、低タンパク質・低脂肪・高糖質のダイエットフード・シニア犬用・高齢犬用フードを食べている。また、このようなフードで食事量を減らしている犬は、欠乏症になる可能性があります。

づ質は、多すぎず、少なすぎず、適量に。

糖質は、体を動かすエネルギー源になる栄養素で、摂りすぎると過剰分が体脂肪になって蓄えられるので、肥満の原因になります。

糖質が少なすぎると、脂質からエネルギーを得ることになるので、動物性脂肪過多になりやすくなったり、エネルギー不足になります。

糖質が多すぎる原因になるのは、トウモロコシ・小麦・米などの穀類が主原料のドッグフードや療法食、手作り食も穀類・芋類・豆類が多すぎる場合です。また、食べすぎも糖質過剰の原因になります。糖質は、主にエネルギー源になる栄養素なので、過剰摂取すると中性脂肪になって、皮下脂肪・内臓脂肪に蓄えられ、肥満、脂肪肝、内臓脂肪過多(メタボ)の原因になり、肝炎や生活習慣病の原因になります。

糖質が少なすぎる原因になるのは、肉が多すぎる+グレインフリーのドッグフード、生食などです。食事量が少な過ぎると、脂質をエネルギー源にする、さらに不足するとタンパク質をエネルギー源にするので、体をつくる役割をする脂質やタンパク質が不足するリスクがあります。

糖質の適量は、成分で表示されていませんが、35%~50%前後が適量と考えられています。糖質は、エネルギーになるまでの時間が短く、最も効率的なエネルギー源です。エネルギーに使われる順番は、糖質→脂質で、タンパク質はエネルギー不足の非常時に使われます。糖質の量が、適量であることが、肥満や痩せすぎを防ぎ、栄養バランスが良い食事の基本になります。

●犬の筋肉を維持して体脂肪を減らす。正しいダイエットができるドッグフードがあります。
ナチュラルバランスのダイエットフード「FAT DOGS」は、カロリーが20%低くなっていますが、体重を減らすことだけが目的ではなく、筋肉を維持して体脂肪を減らす、正しいダイエットができるように設計されています。犬の筋肉など体をつくるタンパク質が多く、筋肉を維持して基礎代謝が低下することを防ぎます。また、脂肪が多すぎず・少なすぎず、糖質(炭水化物)が少なめになっていて、エネルギーに使われなかった脂質や糖質を減らして、体脂肪が減りやすくなっています。また、糖質が少ない分、フードの嵩が減らないように、豆類・野菜類と食物繊維が多く使われています。

「FAT DOGS」が、日本で発売されたときに、メジャーと万歩計がついていました。お腹周りなどを計測する、毎日散歩をする。犬の生活習慣を見直して、体脂肪がつきにくいフード+運動で、多くの犬が肥満を解消しています。犬の体重は、体脂肪が減った分減ります。筋肉が少ない犬は、筋肉がついて足腰が強くなった、歩くスピードが速くなったなどの評価も高いフードです。
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ナチュラルバランス「「ファットドッグス・ドライドッグフォーミュラ」5ポンド(2.27kg)(日本正規輸入品)¥3,456(税込み)
●特長
[票舛淵織鵐僖質源の鶏肉とサーモンが、適量摂取できるので、犬の筋肉が増えて基礎代謝と総消費カロリーが多い、脂肪がつきにくく太りにくい体質の犬になりやすくなります。
良質なタンパク質は、アミノ酸スコア100の肉・魚・乳製品などで、アミノ酸の100%が犬の体をつくる役割をすることができます。このフードでは、鶏肉・サーモンが主たる良質なタンパク質源で、タンパク質は27%になっています。良質なタンパク質源が適量なので、犬の筋肉が少ない犬は筋肉が増えやすく、筋肉が多い犬は維持しやすくなります。また、タンパク質は、筋肉以外にも、内臓・脳・血管・血液・皮膚・被毛、ホルモン・免疫抗体・酵素をつくる材料になります。犬の筋肉だけでなく、内臓疾患、血液・血管の病気、皮膚病、ホルモン異常・感染症・消化・栄養代謝などの病気予防や健康維持に役立ちます。
鶏脂肪とサーモンオイルが、脂肪酸のバランスが良い脂質で、余計な体脂肪になりにくくなっています。
脂質(脂肪)は、細胞膜、核酸、神経組織などの材料になっている必須栄養素です。脂質を摂ると、体脂肪になると思っている人もいらっしゃいますが、人間同様に犬の体をつくる役割をする重要な必須栄養素です。肉ばかりが多いフードは、動物性脂肪(飽和脂肪酸)過多になりやすいので、サーモンなど魚や植物の脂肪の不飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸の1価・オメガ3・オメガ6とのバランスが重要です。
このドッグフードでは、脂肪が7.5%以上になっていて、体を構成するのに必要な脂肪を中心に、余計な脂肪を摂らないような設計になっています。
9鯲燹Π鯲爐療質量を少なくして、体脂肪がつきにくくなっています。
穀類・芋類などの糖質は、人間でも犬でも、最も効率よく早くブドウ糖になってエネルギー(カロリー)になる栄養素です。糖質は、タンパク質や脂肪のような体をつくる役割はなく、主に基礎代謝(体温維持・呼吸・血液循環・消化吸収・栄養代謝等)と活動に必要なカロリーの、「体を動かすカロリー(エネルギー)になる」栄養素です。
糖質を過剰に摂取すると、予備のカロリーとして、糖質は体脂肪になって蓄えられてしまいます。このフードでは、糖質を少なくしているので、シニアから高齢世代になって運動量が少なくなった犬、病中病後で運動量を増やせない犬などでも、糖質過剰になりにくいようになっています。
だ歇茱ロリーは、標準タイプのフードの20%減になります。
犬では、タンパク質と糖質(炭水化物)は3.5kcal/g、脂質は8.7kcal/gで計算します。このドッグフードは、標準タイプのドッグフードに比べて、糖質と脂質が20%近く少ないので、100gの摂取カロリーが20%少なくなります。
ダ歇茱ロリーは20%少なくても、食べる量は標準タイプのフードと同量を食べることができます。
このフードでは、豆類・野菜類が多品目使われているので、食物繊維の種類と量を多く摂取することができます。「炭水化物=糖質+食物繊維」なので、糖質が少なく、食物繊維が多いドッグフードです。食物繊維は、種類によって働きが違いますが、腸内の有害物質の排除、便秘・下痢の改善、血糖値上昇抑制、高脂血症予防などの効果があるといわれています。
また、脂質と糖質が標準タイプのフードより少なくなった分、食物繊維が多いので、食べる量を減らさずにすみます。
Ωい龍敍を増やして、脂肪を減らす。犬の体脂肪を減らして正しいダイエットができやすいフードです。
犬の筋肉を増やすために必要な良質なタンパク質が適量、体脂肪になりやすい糖質が少なめで、同じ量を食べてもカロリーが少ない。このような体脂肪が多い犬の、筋肉を増やして、体脂肪を減らしやすいドッグフードです。体重は、体脂肪が減った分減ります。もちろん、筋肉を増やす為には、散歩など運動をする習慣も大切です。
Цい慮回り、首周りの皮下脂肪、お腹回りの内臓脂肪が落ちて、すっきりした体型になった犬が多くいます。
犬の年齢、性別、食事量にもよりますが、皮下脂肪が目立つ、内臓脂肪が多いような気がする、このような犬では、2か月ほどから、体脂肪が減ってきて、3か月以上経つと、筋肉がついた、余計な脂肪が減った、体重も減った犬が多くいます。体重過多と運動不足、筋力不足の犬も、3月ほど経過すると、筋肉がつく、体脂肪が減った分体重が減って、以前よりも軽やかに散歩ができるようになった犬が何頭もいます。
●原材料
チキンミール、サーモンミール、ヒヨコマメ、乾燥エンドウマメ、大麦、オートミール、豆ファイバー、乾燥ビートパルプ、アルファルファミール、オートファイバー、トマト、マメプロテイン、ブリュワーズドライイースト、ニンジン、セロリ、ビート、パセリ、レタス、クレソン、ほうれん草、鶏脂肪、ドライエッグ、サーモンオイル、イヌリン、L-カルチニン、タウリン、クエン酸、ドライユッカシジゲラエキス、ローズマリーエキス他
*ナチュラルバランスの「チキンミール」は、USDA認可の「人間用食用鶏肉の食用部位(ムネ肉など)」を乾燥させた原材料です。肉の内臓や非可食部部位は使用されていません。「サーモンミール」も同様です。
●成分分析値
粗タンパク質26%以上、粗脂肪7.5%以上、粗繊維10.5%以下、水分10%以下、オメガ6…1.5%、オメガ3…0.25%、カロリー302.5kcal/100g
●1日の給餌量 (体重kg/給餌量g)
〜1kg/〜33g、1kg〜3kg/33g〜68g、3kg〜5kg/68g〜96g、5kg〜10kg/96g〜153g、10kg〜18kg/153g〜227g、18kg〜27kg/227g〜298g、27kg〜36kg/298g〜361g、10kg〜18kg/361g〜419g


●ご紹介している商品は、ドッグワンの店舗、ドッグワン・ オンラインショップで、ご購入出来ます。
「ドッグワン」の店舗
〒184-0011
東京都小金井市東町4-31-12 セレスY2 101  
(JR中央線 東小金井駅 南口徒歩3分)
042-381-0187(Tel&Fax)、shop@dogone.jp (Mail)
営業時間10:00〜20:00 (年中無休)
「ドッグワン・オンラインショップ
16時までのご注文は、当日発送いたします。年中無休なので土日・祝日でもご利用いただけます。ヤマト便のコレクト払いになります。送料は、5,400円以上は無料です。
ホームページ:http://www.dogone.jp

ブログ:http://blog.dogone.jp

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