春に多い、犬の健康診断の活用法。

  • 2019.03.21 Thursday
  • 15:53

春は、 フィラリア検査と健康診断を一緒に受けたり、1年に1回、2回など定期的で健康診断を受ける犬が多い季節です。健康診断の目的は、犬の健康状態を把握する、病気の早期発見と早期治療に役立ちます。血液検査や尿検査などで、検査項目がすべて基準値内であれば問題はありません。しかし、検査数値が基準値よりも高いときに、繰りが処方されたり、療法食にして、1か月後などに再検査をするように言われることが少なくないようです。飼い主さんは、数値が高いとしか言われていないようで、何の病気の可能性があるのか、進行しないのか不安になっている飼い主さんが多数いらっしゃいます。その後も、検査、異常値、薬を処方、療法食を繰り返しているうちに病気が進行したり、他の数値でも異常が見つかり、薬が処方され、1回10錠以上の薬品を処方されている飼い主さんもいらっしゃいました。

せっかく犬の健康診断を受けても、ほとんどが「肝臓の数値が高い」といわれただけで、何の病気の可能性があるのか、何のために何の薬が処方されているのか、食生活や運動などの生活習慣の問題点などの説明がないままに、治療らしきものが進んでしまう。このようなことでは、犬の健康状態を把握する、病気の早期発見・早期治療に役立てるという健康診断を受ける意味がありません。

●検査項目の数値と基準値

検査結果で、基準値より高い、低い数値が出た場合は、検査項目で何がわかるのか、数値での判定(経過観察、再検査、精密検査等)の説明を聞いて、理解できるまで説明を受ける。検査項目、他の検査項目で、判定や診断をするのが獣医師さんの仕事です。飼い主さんが勝手に判断すると、検査を受ける意味がなくなります。

●薬の投与

健康診断の結果、判定や診断もないのに、薬を処方されることがあるようです。何の病気なのか、症状もない、薬の効果・副作用の説明もないまま、薬を処方されることは、あってはいけないことではないでしょうか。

●療法食

健康診断の数値で、病気が診断されないと、療法食は不適な場合があります。療法食以前に、食生活の見直しや改善が必要な場合は、人間の食品を使っている安全なドッグフードや手作り食、必須栄養素がバランス良く摂取できるドッグフード、手づくり食、適量を食べることが、生活習慣の基本です。獣医師さんは、犬や猫の栄養学の専門家ではないので、それまで食べていたフードの評価、問題点や改善点を指摘できないことが多いようです。

療法食の原材料をみただけで、愛犬には食べさせない飼い主さんも増えています。人間の病気でも、必須栄養素を制限したり、増量するようなことは、肝臓病・腎臓病・糖尿病などが進行した重篤な場合だけで、ほとんどは栄養バランスが良い食事を適量に規則正しく食べる、普通食が基本です。犬の場合の普通食は、動物病院で販売していないので注意が必要です。

●食事、運動、ワクチン接種、ノミ・ダニ駆除薬など、トータルな生活習慣の問題点と改善点

犬の病気の多くも、生活習慣が原因になっているといわれています。生活習慣に問題があれば、病気になりやすくなり。生活習慣を改善することで、多くの病気を防ぐことができます。多くの犬達は、人間が食用にすることが禁止された原材料を使った、トウモロコシ・大豆・小麦などが主原料で、廃棄肉や廃油を原材料にしたドッグフードや犬用おやつを食べています。また、毎日散歩をしない、ほとんど家にいる犬も増えています。毎年、7種以上の混合ワクチンと狂犬病ワクチンを接種している。ノミ・ダニ駆除薬(予防薬)とフィラリア駆除薬(予防薬)を半年以上使っている。

人間と一緒に生活しながら、犬は大量の農薬を口から皮膚から取り入れています。合成添加剤や化学薬品も大量に摂取している可能性があります。このような生活習慣を見直して改善することが、健康診断の結果を生かすことになるのではないでしょうか。

特に、肝機能や腎機能が低下している可能性があるときは、薬の処方や療法食以前に、生活習慣の改善が必要ではないでしょうか。

 

                     …続きます。

 

 

 

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