犬も予防医学的な考え方を。-3(栄養バランスが良いフードも、適量食べないと意味がない)

  • 2019.10.09 Wednesday
  • 16:11

ドッグフードは、適正量を食べることで、栄養バランスが良い食生活ができるように設計されています。日本では、犬の体重を増やさない、減らすことを強いられることが多く、適正量に満たない食事量になっている犬が多く、結果的に栄養不足で様々な病気、ケガになりやすい体質の犬になっています。

 

例えば、標準給仕量の2/3しか食べさせていない犬では、カロリーだけでなく、タンパク質・脂質・糖質、ビタミン類・ミネラル類も、全て2/3になってしまう可能性があります。栄養素の働きは、タンパク質・脂質は体をつくる働き、糖質・脂質は体を動かすエネルギー源、ビタミン類・ミネラル類は体の調子を整える働きをしています。そのすべてが栄養素が不足がしていたら、体をつくる材料が不足、体を動かエネルギー不足、体の調子を整えられないので、あらゆる病気。毛がをしやすい犬になってしまいます。

 

そもそも、身体測定もしない、体格や体形を把握していないのに、犬の体重が多すぎる、少なすぎる、肥満などと判定ができるはずがありません。犬の体格や筋肉量に見合った体重がわかると、極端な食事量が少なすぎる、多すぎることも少なくなるはずです。

 

本来、犬の体重が多いことが肥満ではなく、体脂肪が多すぎることが肥満です。犬の身体を継続的に測定して、体格や体形を把握するだけで、体重を減らすだけの間違ったダイエットをしている犬の多くは救われる可能性があります。

 

食事量が少なすぎて、栄養不足の犬は、体力・免疫力が低下して皮膚炎・膀胱炎などの感染症、がんになりやすい。寿命が短い。筋量が少ないので足腰の関節に負担がかかって寝たきりになりやすい。カルシウム・リン・マグネシウム不足になりやすく、骨折や歯が悪くなる。肝機能・腎機能が低下しやすい。…等々、人間同様の症状や病気になりやすいようです。

 

食事量が多すぎる、運動不足が続くと、体脂肪が増えて肥満になりやすくなります。特に、お腹周りが増えてくると、内臓脂肪過多(メタボ)の可能性があります。肥満、糖尿病、高脂血症、脳卒中、脂肪肝など、人間の生活習慣病と同じ病気になりやすく、その原因は食べすぎ、運動不足なので、生活習慣を改善することで、予防や改善ができる病気でもあります。

 

手づくりごはんでは、栄養バランスと量は、飼い主さんの知識によって、良くも悪くもなります。犬の体重も含む、身体測定を定期的に行い、体の調子を見ながら調整していく。あまり自信がない人は、人間用食品等級を使って安全性が確保されていて、栄養バランスが良いフードと半々にしたほうが、安心できると思います。

 

 

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