犬も予防医学的な考え方を。-2(犬の健康を維持しやすい、栄養バランスが良いフードの選び方)

  • 2019.10.09 Wednesday
  • 13:37

人間の食品は、食品安全基本法などの法律で、食の安全が確保されています。家畜用の飼料は、人間が食用にするので、飼料安全法などの法律で、食の安全が確保されています。

 

犬や猫は、「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法)がありますが、大規模な健康被害があったフードをリコールできるようにした法律で、人間や家畜のような厳密な食の安全が確保された法律ではありません。実際に、禁止農薬が一定範囲で許可されていたり、発癌性が高いカビ毒の基準値が高い、BHA・エトキシキン・BHAの合成酸化防止剤が一定範囲で認可されています。

 

犬や猫の食の安全に関する法律は、食の安全を確保するものではないので、市販されているドッグフード、療法食、犬用おやつの原材料に、産業廃棄肉・非可食部位・廃棄油脂・廃棄物・副産物を使って、合成酸化防止剤・合成着色料・合成香料を使っても、法律違反にはなりません。

しかし、このようなドッグフードや犬用おやつを食べ続けると、農薬やカビ毒、化学薬品などが犬の体に蓄積していって、内臓疾患、皮膚疾患、ガンなどあらゆる病気のリスクを高くしてしまいます。

 

一方、ドッグフードや犬用おやつでも、人間の食の法律に適合した「人間用食品等級」の食用肉。食用米、食用油と可食部位を原材料に使った安全なフードもあります。「ヒューマングレード」「人間用食材」などともいわれます。また、冷蔵や冷凍などの品質管理、添加物や薬品なども人間の食品の法律順守になっています。

 

「人間用食品等級」の可食部位を使ったドッグフードや犬用おやつは、全体の5%ほどしかないといわれています。犬の健康維持、病気予防のためには、最低限でも人間が食用にする安全な原材料を使ったフードを食べさせることが必要です。

さらに、鶏では餌に抗生物質や成長ホルモンを入れていない、平飼い。減農薬・無農薬・有機栽培の穀類、芋類。野菜類、遺伝子く見かけ食物を使っていない、より安全性が高い原材料を使ったドッグフードがおすすめです。

 

「人間用食品等級」の可食部位だけを使ったドッグフードやおやつを食べている犬は、健康を維持して長生きしている犬が多いのは事実です。ドッグフードの見分け方は、原材料の表示を見るだけでもわかります。

人間用の食材を使っていないドッグフード・療法食は、家禽肉(鶏肉・七面鳥)・肉副産物・ミートミール・フェザーミール、小麦・トウモロコシ・コーングルテンミール、大豆ミール・脱脂大豆、動物性脂肪・植物性脂肪、BHA・エトキシキンなどが原材料に表示されています。何の肉・どこの部位なのか不明、何の油脂類か不明、トウモロコシ由来・大豆由来が主原料のフードで、臭い・べたべたする粒のフードが多いのも特徴です。

「人間用食品等級」のドッグフードでは、鶏肉・ダック肉・羊肉・チキンミール、サーモン、玄米・オーツ麦・ポテト、ほうれん草・トマト、わかめ・ケルプ、鶏脂肪・亜麻仁・サーモンオイルなどと原材料に表示されています。トウモロコシ・大豆・小麦を使っているフードは、普通はありません。ミールは、オートミールのように、乾燥させて粉状にしたもので、安全性とは関係ありません。

 

 

「人間用食品等級」の原材料を使っていないドッグフードと療法食、「人間用食品等級」の原材料を使っているドッグフードが混在していること。見分け方、安全性の違いを、明確にわかっているペットショップ、獣医さん、飼い主さんはまだまだ少数派です。

犬の健康に与える影響が非常に大きい「食の安全」は、飼い主さんが正しい情報で、自分で判断することが必要です。

 

療法食は、タンパク質、カルシウム・リン・マグネシウムを制限する前に、有害物質を制限するべきです。療法食を販売している獣医さんは、このような事実を知らないままに、何年も、数十年も療法食を販売しています。ペットショップも同様です。

 

「犬の命は飼い主さんが守る」。…食の安全は、健康の基本です。

 

 

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