犬も予防医学的な考え方を。-2(犬の健康、犬の命を飼い主さんが守ってほしい)

  • 2019.11.05 Tuesday
  • 15:23

日本では、犬の生活習慣を改善して、犬の病気を予防する、健康を維持する予防医学や予防医療に特化した動物病院や機関はありません。人間の医療においても、予防医学・医療の専門的な機関や病院がないので、やむを得ないことです。

 

個人的には、もし私共の愛犬が、動物病院で療法食を勧められても、断ります。原材料を見ただけでも、一粒たりとも食べさせることはありません。栄養学的にみても、栄養基準を順守していないなど、他の病気のリスクまで高める可能性があることは明らかです。

獣医師さんが、犬や猫のフードのことを知らない、栄養学のことを知らないのは、大学の授業にないようなので、しょうがないことです。犬の栄養学を知らないのであれば、知らないと言ってもらったほうが、飼い主さんと犬のためになります。

 

動物病院で必要なことは、必須栄養素を制限や増量をした療法食を販売することではなく、人間が食用にする安全な食品や食材を使ったドッグフード、犬にとって栄養バランスが良いドッグフード、このような「普通食」を販売する、または近所で販売しているショップを紹介することではないでしょうか。

 

トウモロコシ・大豆・小麦など消化が悪い食材を使っていない、家禽肉・動物性脂肪など何の肉・何の脂肪なのか不明なものを使っていないので、下痢など胃腸疾患の犬にも適しています。肉を減らして、トウモロコシ・米・小麦などの穀類を増やしていないので、体脂肪が増えて肥満になることもありません。有害物質が少ないので、肝臓や腎臓などの機能が低下している犬にも適しています。

 

犬の体脂肪が増えて肥満気味と思ったら、フードを変えたり、食事量を減らすのではなく、運動量を増やすようにして、フードはいじらないことを優先するべきです。人間と同様です。

また、秋冬は、たくさん食べて筋肉を増やして皮下脂肪を厚くして、体温をつくりやすくして、体温が逃げないようにして冬の寒さに耐えられるようにするのが自然の摂理です。春夏は、逆に食事量が減って筋肉が減り、皮下脂肪も薄くなって、夏の暑さに耐えられるような体につくり替えています。

犬の体重は、このようなТ┐蟻从、暑さ対策をするために、秋冬は増えて、春夏は減ります。海外では普通の考えですが、日本では体重は増やさないように言われるので、冬に寒がる犬が増え続けています。犬だけでなく、全ての動物の自然な行為なので、犬の体重は季節によって変動することに、直に従うことが、犬の健康維持に役立ちます。

 

水分摂取量が少ない犬は、血液が濃くなりやすいので、心筋梗塞・脳梗塞などのリスクが高くなります。また、濃い血液を腎臓で濾過して尿をつくって排泄するので、腎機能が低下したり、尿の水分量が少なくなるので、膀胱炎など尿路感染症とストルバイト結石、シュウ酸カルシウム結石や他結石ができやすくなります。水分摂取量が少ない犬は、小型犬に多いので、水分摂取量を増やす工夫をすることで、多くの病気のリスクを下げることができます。

 

薬、混合ワクチン、ノミ・ダニ駆除薬、フィラリア予防薬など、犬は人間に比べて、実の多くの薬剤等を引用や皮膚につけています。本当に必要なものと、不要で体に害がある可能性があるもの、安全で代用があるものを選別して、薬害を防ぎ、病気を予防することが必要です。

 

難しいと思うかもしれませんが、犬は人間と違うところもありますが、内臓や体の構造は似ている、同じところが多いといわれています。迷ったら、人間だったどうなのかを基本にして、犬のことを考えてあげると、正解が見つかることが多いものです。

人間では、食事や運動や休養などの生活習慣が乱れたり、悪いと生活習慣病をはじめとする病気になるといわれています。逆にいうと、生活習慣を改善すると、生活習慣病をはじめ多くの病気を予防したり、未病にすることが出来るといわれています。

犬の生活習慣は、専門的な知識がある動物病院やペットショップなどが少ないこともあり、食生活、運動、水分摂取量、薬品・ワクチンなどの生活習慣の指導やアドバイスができないので、生活習慣が悪いのが原因で病気になる犬が多いのが実態です。

犬の食生活や運動、他生活習慣に詳しい動物病院やペットショップ、人を見つけることができると良いのですが、周囲にいない場合には飼い主さんが自分で勉強をして、犬の生活習慣を改善してやることが必要になってきます。SNSなど間違った情報も多いのですが、ぜ正しい情報源を見つけて、「愛犬の健康、愛犬の命を飼い主さんに守ってほしい」というのが、私の願いです。

犬も予防医学的な考え方を。-1(ドッグワン看板犬/コーギー「はる」の予防医学・実践)

  • 2019.11.03 Sunday
  • 15:21

ドッグワンの看板犬コーギー「はる」(オス/4才5か月)は、未だ病気やケガで動物病院に行ったことがありません。特別なことをしているわけではなく、食生活、運動、水分摂取量、皮膚&被毛のケアなどの生活習慣と、ワクチン接種、去勢をしていない、ノミ・ダニ駆除薬を使っていないなどの生活習慣が、健康で病気にならない体をつくっていると思っています。

犬の予防医学は、実際にはありませんが、飼い主さんが、犬の生活習慣を改善して病気を予防する、健康にする意識を持つことで、確実に犬を健康に病気になりにくくすることができます。

「はる」の生活習慣で、なるほどと思うところがあったら、少しづつ改善していくことで、病気知らず、ケガ知らずの犬が増えることを願っています。

 

<食事習慣>

「はる」は、ドッグワンで販売している「ナチュラルバランス」中心に朝晩2食、昼に「ドットわん」のフードを中心に少な目で、2.5食を食べています。朝は、ドライフード少な目で、昼と足して1食分のようなイメージです。トッピングは、朝は肉、昼はドットわんのフリーズドライチキンとササミジャーキーを少々、夜は鶏肉や馬肉、アスパラガスやブロッコリー、さつま芋、トマトなどをトッピングしています。食事量は、良い意味で適当で、もう少し食べたそうなときは、追加して食べさせています。

おやつは、店にいるときだけで、お客様の犬が来たときに、一緒に少し食べる程度です。

「はる」が食べているドッグフード、おやつは、全て当店で販売しているものです。もちろん「人間用食品等級」の安全な食品・食材を使っていて、原材料原産国も100%アメリカ、国産で生産県などもわかっていて、肉類は飼料や飼育法と使用部位、農作物は減農薬などもわかっているものです。

「はる」が病気知らず、ケガ知らずで、成長期から成犬期まで健康に育った最大の理由は食生活が良いことだと思います。栄養バランスや食の安全は、それを物語る背景のようなものですが、犬のドッグフードは、人間と違って栄養とバランスがパッケージになっているので、健康管理は犬のほうがしやすいはずです。

<運動習慣>

「はる」は、朝は一緒に「ドッグワン」に通勤しているので、夏は40分、それ以外は40〜60分、たまに70〜80分くらい散歩しながら、通勤しています。夕方は、妻と18時頃に帰宅して、40分ほど散歩しています。

体重は気にしていませんが、お腹周りが太くなってきたり、皮下脂肪が増えてきたら、運動量を増やす、少し走らせるなどをするつもりですが、今のところ問題がないので、自然体にしています。また、体重を減らす為に、食事量を減らすようなダイエットは、もちろん一生するつもりはなく、できるだけ運動を増やすことで対処する予定です。

<水分摂取量>

水はよく飲むほうなので、苦労はしていません。一生、結石ができることはないはずです。膀胱炎は、免疫力が低下したらなる可能性がありますが、食事量や運動量が現状のままであれば、膀胱炎になるリスクは非常に少ないと思います。

<ストレス・静養>

「はる」は言葉で伝えることができないので、わからない部分もありますが、行動をみているとストレスが溜まっている兆候はありません。特に、病気やケガをして動物病院に行くことがないので、動物病院に行くこと、注射など痛い思いをすること、薬を飲まなければいけないなどのストレスは全くありません。また、農薬や合成添加物・薬品などを口から入れたり、体につけるようなこともないので、肉体的なストレスも少ないか、ないと思います。

<皮膚・被毛のケア>

シャンプー、皮膚ケア用品は、天然成分100%のものを使っています。合成シャンプー、薬用シャンプーを使っていないので、石油系合成界面活性剤、合成添加物、化学薬品などで、皮膚病になることはありません。たまに、皮膚が炎症を起こした時は、C-DEAM・クールスポッツで、殺菌・抗炎症すると、病院に行かずに治ります。もちろん、天然成分100%で犬が舐めても安全です。

<薬の副作用・薬害>

「はる」は、病気やケガをしたことがないので、薬を飲んだり、つけたことがありません。薬の副作用、副反応、薬害とは無縁なのも、病気知らず、ケガ知らずで、健康である一因と考えられます。

<去勢・避妊>

去勢をしていないので、コーギーのオスらしい体格、体型、被毛、性格のコーギーに育ちました。病気知らず、ケガ知らずとの関係はよくわかりませんが、必要なものは残していたほうが、病気や病原菌の防御など本来の機能が発揮できると思いますが…。

<混合ワクチン>

日本では、コアワクチン3種だけの混合ワクチンは、製薬会社で販売していません。5種混合が最小なので、3年に1回を基本に5種混合ワクチン接種にして、過剰接種を防ぐようにしています。コアワクチンは抗体7年が持つといわれているので、3年であれば抗体が残っている可能性が高いといわれています。ノンコアワクチン2種は、抗体持続期間が1年間なので、2年間は抗体が残っていない可能性がありますが、治療法があるそうなのでそもそも不要といえば不要です。ワクチンの過剰接種で、他の病気になったら、全くメリットがないので、必要なものだけを必要な時期に接種することが大切です。

<ノミ・ダニ駆除薬は使わない>

天然のハーブエキスでできた虫よけスプレーを使っています。ノミ・ダニ駆除薬を使っていないので、「はる」は農薬の殺虫剤を皮膚につけたり、口から入るようなことはしていません。食べ物に気をつけても、農薬を体につけたり、口から入れたら、意味がありません。

 

 

犬も予防医学的な考え方を。-2(犬の療法食)

  • 2019.11.02 Saturday
  • 16:01

人間の予防医学では、栄養バランスが良い食事を適量に規則正しく食べる、適度に運動をする習慣にする、休養(睡眠)を十分にとるなどの生活習慣に改善して、健康を維持する、病気を予防することが基本です。犬も、人間と同様で、食事、運動、休養などの生活習慣が良い犬ほど、病気になりにくく、健康で長生きしている犬が多いのは事実です。

 

本来であれば、多くの犬にとって必要な食事は、人間が食用にする「人間用食品等級」の安全な食品・食材を原材料に使っていて、犬にとって栄養バランスが良いフードを選ぶこと、適量を規則正しく食べることです。人間では、このような食事を普通食といいますが、健康な犬、軽度・中度の病気、高齢な犬なども、このような普通食を犬も食べるべきです。それ以外は、おやつや人間の食べモノを食べすぎない、運動不足にならないように、毎日朝晩散歩をする、水を1日の消費カロリーの数字をmlに換算した量を飲む、などの生活習慣になると、病気になるリスクは大幅に減って、病気を未病に終わらせる、病気を改善することができるようになります。

 

動物病院では、本来このような犬の生活習慣の指導をするべきと思いますが、薬剤や療法食など、対処療法になることがほとんどです。

 

療法食以前に、獣医師さんは、動物の栄養学、犬・猫など小動物の栄養学などの専門家ではありません。

多くの獣医師さんは、人間と犬の栄養バランスの違い、食事量の違いを理解していないようです。また、市販されているドッグフードの正しい評価、実態も把握できていません。犬の必須栄養素の摂取基準AAFCO栄養基準も理解していないようです。

 

療法食は、必須栄養素を制限や増量したフードです。

療法食は、タンパク質・脂質、カルシウム・リン・マグネシウム・塩分などのミネラル類、ビタミン類などを制限や増量をしています。肝臓や腎臓の療法食は、体をつくる栄養素のタンパク質を栄養基準をはるかに下回る量に設定しています。このため、軽度や中度の肝炎・肝硬変の犬は、肝細胞の再生に必要なタンパク質が不足するので、かえって悪化する可能性があったり、脂質や糖質を多くしているので、エネルギーとして余った脂質と糖質は体脂肪になるので、脂肪肝の犬はさらに進行する可能性があります。腎臓病の療法食も同様です。

また、結石の療法食のような、食事性で尿がアルカリ性になっているわけではないのに、療法食で尿PHを酸性に傾けるなど、人間の医療や生活習慣ではありえないことが犬は常識のように言われることがあります。

 

療法食は、病気の診断、それまでの食生活の問題点、療法食で何を改善できるのか、安全性などの説明を聞いた上で、飼い主さんが自分で療法食にするのかを判断するべき。

人間で食事療法は、肝硬変、腎臓病、糖尿病などが進行した重篤な状態以外は、普通食が基本です。犬の病気の診断がないような状態では、上記のようにかえって病気が進行する可能性があります。健康診断や血液検査で異常があっても、療法食にするのではなく、普通食が適している場合がほとんどですが、動物病院では犬の普通食を販売していないケースがほとんどです。

それまで食べていたドッグフードは、飼い主さんが自分で問題があるのか、安全性に問題があるのかを調べて、必要に応じて栄養バランスが良い、安全なフードに変える必要があります。

 

療法食の原材料表示を見たことがありますか?

動物病院で販売しているフードだから安全である。と言っている動物病院や、そう信じている飼い主さんが多くいます。多くの療法食は、臭い・べたべたしていますが、動物性脂肪・植物性脂肪、肉副産物など、何の脂肪なのか、何の肉でどの部位なのか不明であったり、BHAなど合成酸化防止剤まで使っています。人間用食品等級の食肉・食用油脂などを使っているドッグフードでは、鶏肉・鶏レバー、鶏脂肪・亜麻仁など具体的な表記になっているので、違いがわかるはずです。

 

療法食を断れないのは、おかしいのでは…。

療法食は、厚労省や農水省などで認定されたフードではありません。市販のフードで、効果効能があるような説明をすることは法令で禁止されています。

飼い主さんが、療法食の安全性に疑問を感じたり、病気の診断がないままに療法食にすることを疑問におもったり、効果がない、他の症状や病気になって、療法食をやめたいときは、もちろんやめることができます。一部の動物病院では、療法食を断ったら、今後の診療ができないようなことを言われた飼い主さんが結構いらっしゃるようです。

 

 

 

 

 

犬も予防医学的な考え方を。-1(犬の健康診断、ワクチン接種、ノミ・ダニ駆除剤)

  • 2019.10.30 Wednesday
  • 15:23

犬の予防医学、予防医療などを検索すると、健康診断、ワクチン接種、ノミ・ダニ予防(駆除)などを実施している動物病院のサイトが多く出てきます。

しかし、本来の予防医学や予防医療ではなく、健康診断の結果で薬剤や療法食が処方される、ワクチンの過剰接種で副作用がでたり、ノミ・ダニ駆除薬・の成分で健康被害が出るなど、動物病院の売り上げ増になっても、犬の健康維持や病気予防になっていないこと、予防医学に反することが少なくありません。

予防医学や予防医療の考え方は、病気になってから病院で診療や治療を受けるのではなく、食生活や運動などの生活習慣を見直して改善して、病気を予防することです。一見、健康診断・ワクチン接種・ノミダニ駆除剤なども、該当していそうですが、生活習慣の見直しや改善ではなく、犬の健康を飼い主さンが守るという視点から見ても、問題があります。

 

<犬の健康診断>

健康診断は、診察や各種検査で健康状態を評価して、健康維持、病気予防や早期治療に役立てるものです。犬の健康診断においては、検査項目の数値が高いと、薬が処方されたり、尿pHがアルカリ性だと結石の療法食にするようにいわれたり、対症療法のような薬や療法食で数値を基準値にするようなことを言われることが多いのではないでしょうか。

薬や療法食以前に、項目別に基準値より数値が高い・低いだけでなく、機能ごとに正常、要経過観察、要再検査、要精密検査などの評価と、異常がある場合は、今食べているフードに問題があれば指摘して改善する、運動不足であれば運動をするように指導するなど、食生活や運動などの生活習慣の問題天と改善点の指導することが、本来の健康診断を受けて、病気を予防する、病気を改善することになるのではないでしょうか。

 

<犬のワクチン接種>

犬のワクチン接種率は、世界的に低いレベルになっていて、大規模な感染症を防ぐことが難しい状況になっているといわれています。このため、世界小動物獣医師会では、致死率が高い、治療法が確立していないなどの感染症のワクチンを「コアワクチン」と呼んで、3種類のコアワクチンを全ての犬に接種してもらい、同時にワクチンの過剰接種による副作用を軽減するようなガイドラインを公表しています。

日本では、狂犬病は1年ごとに接種と法令で決まっています。それ以外の混合ワクチンは任意です。日本では、コアワクチン3種だけの混合ワクチンはありません。コアワクチンは、抗体持続が7年以上といわれていますが、個体差等もあるので3年に1回を基本に、抗体検査をすることも推奨されています。それ以外のワクチンは、ノンコアワクチンといわれ、抗体が1年しか持続しません。このため、日本では、コアワクチン3種+ノンコアワクチン2種以上で、ノンコアワクチンの抗体が1年なので、毎年接種するように言われます。

日本では、コアワクチン3種を中心に、3年に1回の混合ワクチン接種を推奨している動物病院は、まだ非常に少ないのが現状のようです。また、このようなことを説明を受けることもなく、多くは1年に1回混合ワクチンを接種し、しかも年々ワクチンの種類も増えています。

混合ワクチンは7種以上を、毎年接種していると副作用が出やすいといわれています。病気を予防するつもりが、副作用で病気になったり、死亡事故を起こしては意味がありません。ワクチンのメリットを生かしながら、過剰接種を避けて副作用のデメリットを減らすことは可能です。

 

<ノミ・ダニ駆除剤>

日本では、小型犬の飼育率が年々増えていて、多くの時間を家の部屋で過ごし、外の散歩も飼い主さんと一緒にしています。このような犬の生活において、ノミやダニを農薬/殺虫剤で駆除する必要があるのでしょうか。

犬の皮膚に直接垂らすタイプは、成分がフィプロニルで浸透性農薬/殺虫剤です。1か月も皮膚に殺虫剤成分が残り、ノミ・ダニの神経を阻害して駆除します。また、経口タイプは、血液に殺虫成分が混じって、ノミ・ダニが吸血することでノミ・ダニを殺虫・駆除するものです。

ノミ・ダニの怖さを強調して、成分のことの説明がほとんどないままに勧める動物病院が多いようです。ノミ・ダニの怖さよりも、成分を知らずに販売すること、成分の健康に対する害など、病気予防以前に、問題が大きいと

犬も予防医学的な考え方を。V-7(犬の癌リスクを下げる)

  • 2019.10.29 Tuesday
  • 16:34

犬も人間同様で、長生きしているだけ、癌になる犬が増えているようです。人間では、遺伝性の癌は少ないといわれますが、犬では大型犬の特定の犬種で遺伝性の癌が多いといわれています。また、血液の癌、口内と周辺の癌が多い印象があります。

人間の癌の原因、治療法、予防など、まだわかっていないことが多いようですが、犬の癌でももちろん同様です。しかし、犬では、人間が食用にできないものを原材料にしたドッグフード・療法食、おやつを食べている犬が多く、また農薬の殺虫剤成分を皮膚につけたり、血液に入って循環している、去勢・避妊、多種類のワクチンを毎年接種しているなど、人間ではない生活習慣があります。

このような犬の生活習慣を見直して、必要なもの、安全なものにするだけで、癌だけでなく生活習慣病など多くの病気のリスクがへって、病気を予防する効果を上げることが出来る可能性があります。

 

犬の癌予防…ガンのリスクを下げる。

<発癌性がある、発癌性の疑いがあるものを食べない>

発癌性がある、疑いがあるのは、禁止農薬・残留農薬基準値を超えた農作物、アフラトキシンなど穀類に多いカビ毒、エトキシキン・BHA・BHT・など合成酸化防止剤、合成着色料・合成香料などの一部、防腐剤・防カビ剤などの合成添加物、ホルマリンなどの薬剤があります。大多数のドッグフードや療法食では、「ペットフード安全法」に適合しているといわれていますが、中国の毒ギョーザ事件の農薬メタミドホス(使用禁止農薬)が認可)されていたり、BHAなどの合成酸化防止剤・カビ毒が一定値まで認可されています。

人間の食品安全基本法などに適合した「人間用食品等級」の食品をドッグフードの原材料に使っているドッグフードは、上記のような発癌性がある、疑いがあるような物質は含まれていないので、人間の食品レベルの安全な原材料をドッグフードを選んで、癌のリスクを下げるべきです。

<犬の皮膚、農薬・殺虫剤を皮膚につけない、血液に入れない>

ノミ・ダニ駆除薬の成分は、浸透性農薬の殺虫剤で、EUでは人間の食品に含有しないように多くの国で使用が禁止されています。ペット用では認可されているのは、犬や猫は人間の食品でないからで、犬や猫の健康が担保されているわけではありません。脊柱動物の神経に毒性があるといわれていますが、発癌性があるのかはまだよくわかっていないようです。また、口から入れるタイプも農薬の種類がちうだけで、1か月も血液に混じって全身の皮膚を巡っています。ノミ・ダニを殺す成分を、犬の皮膚や血液に入れて、安全と言っている獣医さんがいるほうが不思議です。もし、発癌性があるようなことがわかったら、たいへんなことです。

<去勢/避妊は、月齢・年齢、する/しないの判断は、慎重に>

人間と犬で違うことの一つに、犬は去勢や避妊をすることが多いことがあります。望ましくない妊娠の心配は、今の日本では非常に少なくなっています。日本では、去勢や避妊は、メリットばかり強調されていますが、海外では手術する年齢が若いほど、骨肉腫、血管肉腫などのリスクが高くなるなどが報告されています。メリットだけでなく、デメリットもあるので、月齢や年齢問うも含めて、慎重に決定をするべきです。

 

癌の予防効果を上げる

<高酸化力を高める栄養素や成分を積極的に摂取>

癌は、活性酸素などで遺伝子が傷つき、傷ついた細胞をコピーすることでできることがあるといわれています。活性酸素を除去、傷ついた細胞を修正する効果は、ビタミンA・C・Eなど抗酸化ビタミンと、野菜・豆類・果物・果実・海藻などに含まれるとポリフェノールなどのフィトケミカルがあります。ドッグフードに野菜や豆類・果実・海藻などが多いフードを選び、適量を食べさせる。旬の野菜、果物、果実などで犬が好きなものをトッピング、おやつで食べさせるなどで、ビタミンA・C・Eと、フィトケミカルを摂取することができます。

<免疫力の維持・強化>

健康な状態でも、体内で癌細胞が毎日できて、免疫細胞ががん細胞を死滅することで、癌になることを予防しています。免疫力が低下したり、異常が起きると、癌細胞を攻撃できずに、癌細胞が残って成長すると癌になるといわれています。

免疫力は、栄養バランスが良いフードを選び、適量を食べることが基本です。また、毎日適度に運動をすること、ストレスをためないことも大切です。免疫力は、年齢を重ねるほど低下しやすくなるので、シニアや高齢犬用など低タンパク質・低脂肪・高糖質のフードではなく成犬用フードを食べさせて、タンパク質と脂質の量を減らさないようにすることがポイントです。また、腸内細菌のバランスが悪玉菌優勢になって、腸内環境が悪くなると、腸周辺に免疫の2/3が集まっているので、免疫力が低下する原因になります。食物繊維は、腸内善玉菌の餌になるので、玄米・野菜・果実・海藻など多種類の食材を使っているフードを食べさせることで、多種類の食物繊維が摂取できて、腸内環境を良好にして、免疫力を維持・強化することができます。また、トッピングやおやつで、野菜・果物・果実などを食べさせる、ヨーグルトや納豆を食べさせるなどで、免疫力を強化することもお薦めです。

運動は、腸内環境を良好にするために必須なので、毎日朝夕の散歩を日課にすると、癌予防だけでなく、生活習慣病などの予防になります。また、ストレスは、免疫力を低下させる原因になるので、運動をする、飼い主さんが遊んであげる、他の犬と遊ぶ・触れ合う、薬やワクチンなどは必要なものだけにするなど、犬がストレスを感じるようなものをできるだけ排除することが、免疫力の正常化、強化に必要不可欠です。

 

 

 

 

 

 

 

犬も予防医学的な考え方を。V-6(犬の腎機能低下、糖尿病の原因と病気予防・改善)

  • 2019.10.27 Sunday
  • 15:37

犬の健康診断などで、腎臓機能低下、糖尿病の疑いなどがあると、当たり前のように療法食が出されることがあるようです。犬の腎臓病、糖尿病、で食事療法が必要なケースは、病気が相当進行したときで、初期や中度は、かえって進行させることがあり、安全で栄養バランスが良い「普通食」、適量を食べてエネルギー量を適正にすることが、求められているといわれています。人間も同様です。

犬の病気を防ぐ、機能低下を防ぐ、病気の進行を止める、遅らせるためには、動物病院任せではなく、食習慣や運動習慣をどうすればよいのかを飼い主さんが正しい知識をもって、自分で犬の健康や命を守ってやる必要があると考えます。

 

犬の腎機能低下を防ぐ…腎臓は、血液を濾過して、余剰な水分、尿素・老廃物・有害物質などの尿をつくり体外に排泄する働きをしています。腎臓の機能が低下する理由は、老化、タンパク質が多すぎたり少なすぎる食事、エネルギー(カロリー)不足、塩分過剰など偏った食生活、糖尿病・脂質異常症・高血圧などの生活習慣病、細菌やウィルスが原因の感染症、ストレスなどといわれています。

腎臓の数値が高いというだけで、診断もなく療法食を勧められることがありますが、腎臓病が進行した場合に必要なフードであり、初期や中期の場合はかえって腎臓病を進行させることが多いといわれています。

犬の腎機能の低下を防ぐ、腎臓病の予防のためには、安全で栄養バランスが良いドッグフードや手づくりごはんなど「普通食」を基本にするのが、正しいことです。人間が食用にする「人間用食品等級」の安全な食品・食材を使ったドッグフード。特にタンパク質が多すぎず、少なすぎず適量を摂取できるドッグフード(タンパク質成分比22〜28%前後)を中心に、適量を食べることでエネルギー過剰や不足の心配もなくすことで、食生活のポイントです。塩分が多すぎるフードは、基本的にないので、人間が食べるパン、お菓子類、焼き鳥、鶏のから揚げなどを食べさせないようにすると、塩分過剰にはなりません。

細菌やウィルス感染で、腎炎などが起きて、腎機能が低下することが、犬でもあるようです。栄養バランスが良いフードを適量を食べることを基本に、玄米・芋・豆・野菜など食物繊維が多いフードを選ぶ、旬の野菜や果物をトッピングやおやつで食べさせるなど、腸内善玉菌を増やす食生活にすると腸内環境を良好に維持できやすいので、腸周辺に集中している免疫力を正常化や強化ができて、感染症を予防することができます。

要するに、腎臓機能低下を防ぐ、腎臓病を防ぐためには、特別に栄養を制限したりするのではなく、安全で栄養バランスが良い食事を適量食べることを基本に、生活習慣を良くすることです。

 

犬の糖尿病を防ぐ…糖尿病は、膵臓から分泌されるインシュリン(ホルモン)の作用不足で、高血糖状態になる病気です。糖尿病は、食べすぎや栄養が偏った食事、運動不足などで肥満になると誘因することがあり、典型的な生活習慣病のタイプと、血糖をコントロールするインシュリン(ホルモンの1種)が分泌されなくなるタイプがあるそうです。

動物病院では、体重が多いと肥満と判断しているところが多いと聞きます。犬も人間同様に、肥満は体脂肪が多すぎることです。

犬の体重を減らす為に、100gのカロリーが少ない低タンパク質・低脂肪・高糖質のダイエット用療法食は、肉を少なくして、トウモロコシ・小麦・米などの穀類を多くしています。このようなフードを食べていると、タンパク質と脂質が不足することが多く、筋肉や内臓など体をつくる働きをする栄養素が不足します。また、糖質はエネルギー源で、多く摂りすぎると体脂肪になって体に蓄えられます。筋肉のほうが体脂肪より、比重が高いので、筋肉が落ちて体脂肪が増えても、犬の体重は減ります。しかし、皮下脂肪や内臓脂肪などの体脂肪は増えたり、体脂肪率(体脂肪/体重)が高くなるので、体重はへっても肥満になる犬、いわゆる隠れ肥満の犬が多くいます。

犬の体脂肪が増えて、肥満になると、糖尿病になりやすくなります。犬の肥満予防や肥満の解消は、栄養バランスが良いフードを選んで、適量を食べること。毎日、散歩をして運動習慣を改善することが大切です。また、おやつの食べ過ぎや人間が食べるパン、お菓子類、唐揚げなどを食べさせないようにすることで、エネルギー(カロリー)過剰と栄養バランスが悪くなることを防ぐことも重要です。また、運動不足は、犬の筋肉などが衰えて、基礎代謝と消費エネルギー量が低下する原因になります。毎日、朝夕散歩をして、筋肉を維持する、筋肉を増やすようにすると、基礎代謝があがり、消費カロリーが増えるので、多く食べても太りにくい体質になり、糖尿病の予防、生活習慣病の予防になります。

犬も予防医学的な考え方を。V-5(犬の脂質異常症、肝機能低下の原因と病気予防)

  • 2019.10.25 Friday
  • 15:44

犬の健康診断や血液検査で数値の異常がわかると、評価がなく、再検査もなく、薬を処方されて数値を改善する、療法食にすることを勧められることが多いようです。犬の健康診断は、病気の早期発見と早期治療に役立てることが目的です。病気なのかもわからないままに、対症療法的に薬が処方されたり、療法食を勧めることが正しいことなのでしょうか。

犬の病気も、人間同様に食習慣や運動習慣など生活習慣が原因といわれています。健康診断や血液検査で検査数値が高い、低いのであれば、生活習慣を皆空いて改善することで、病気を未病に終わらせたり、改善して病気を予防することが出来るといわれています。健康診断の目的、検査結果で何をするべきなのか、動物病院に全てお任せするのではなく、飼い主さんが積極的に食生活や運動などの生活習慣を改善していくことが、犬の健康を守る、犬の命を守るために必要なことだと思います。

 

脂質異常症の疑い…犬の血液検査などで、血中の中性脂肪値、コレステロール値が高いと、薬で数値を下げる、脂肪が少ない療法食を勧められることが多いようです。

脂質異常症は、フードだけでなく、おやつやトッピング、人間の食べ物などの食べ過ぎ、肉が多すぎるフード、肉のジャーキーの食べ過ぎなど、飽和脂肪酸が多いものを食べすぎ、トウモロコシ・小麦・米など穀類やサツマイモなど糖質の摂りすぎなどの食生活の乱れ、運動不足など生活習慣が原因でなることが多いといわれています。

また、ドッグフードや療法食の多くは、動物性脂肪、植物性脂肪など具体的な油脂類の表示をしていません。このような何の油脂なのか原材料に表示をしていないフードは、使用した廃油を使っているといわれています。このような油脂類の品質が悪いことも、高脂血症の原因になることは明らかです。

犬が高脂血症といわれ、上記のような食生活に該当するようなことがあったり、散歩など運動不足の犬は、食生活と運動の生活習慣を改善しないと改善することは難しくなります。肉・魚が多くタンパク質が22〜28%前後、肉・魚・植物の脂肪酸のバランスが良い脂質10〜15%前後、穀類・芋類・豆類などの糖質が35〜45%前後のドッグフードは、それぞれの栄養が多すぎず、少なすぎず、適量を摂取しやすいのでお薦めです。また、このようなフードを選んで、適量を食べることも大切です。犬用おやつ、トッピングの肉などは、食べたカロリー分のフードを減らすことも大切です。また、運動不足の犬は、毎日朝夕2回の散歩を習慣にして、徐々に散歩時間を長くしていきます。

このような犬の生活習慣にすることで、中性脂肪値やコレステロール値が下がると、動脈硬化を防ぎ、脳梗塞や心筋梗塞などの病気予防になります。

肝臓機能低下…犬の血液検査で、肝臓の数値が高いといわれると、薬が処方され、肝臓の療法食を勧められることが多いようです。

肝臓は、解毒、栄養代謝、胆汁をつくるなどを主に化学処理工場のような働きをしている臓器です。犬は、「人間用食品等級」のような安全な食品や食材を使っているドッグフード、おやつを食べていないことが多く、農薬や合成添加剤・化学薬品などの解毒が多く必要な食生活を送っています。また、混合ワクチン・狂犬病ワクチンを毎年接種、フィラリアやノミ・ダニ駆除剤を毎月、人間以上にワクチン過剰摂取・殺虫剤などを体に散り入れています。このような肝臓に解毒などで負担をかけていること、さらに薬害のような薬品の過剰摂取も、肝機能を低下させる原因になっています。

犬の肝臓に優しい食生活は、ひとつは「人間用食品等級」の食品・食材を使っているドッグフードにして解毒作用を減らしてやること。二つ目は、栄養バランスが良いフード、手づくりごはんにすることで、特に良質なタンパク質は、肝細胞の新陳代謝や再生に必要な量を摂取することで、22〜28%前後のタンパク質成分比のフードが適量に摂取しやすいといえます。タンパク質が多すぎても、アンモニアが多く発生して、アンモニアを尿素に合成する肝臓に負担をかけるので、適量にする必要があります。手づくりごはんでは、ビタミンの不足などで、栄養代謝で負担をかけることに注意が必要です。栄養バランスに自信がない人は、「人間用食品等級」「の安全な原材料を使って、上記の条件を満たすフードと半々にするなども不安解消の方法のひとつです。

脂肪肝は、肝臓に中性脂肪がついた状態で、上記の脂質異常症と同じような食生活の乱れや運動不足が原因です。栄養バランスが良いフードを選んで適量を食べる。おやつや人間の食品を食べすぎない。毎日散歩をするなどの生活習慣の改善が効果的です。

食事、運動以外では、海外ではコアワクチン3種を中心に3年に1回の接種が推奨されています。抗体が3年持続するので、毎年接種したり、ワクチンの種類が多いと、ワクチン過剰接種の恐れがあるといわれています。感染病を未然に防ぐ効果と、過剰摂取を防ぐことで、肝臓の機能低下を防ぐようにするべきです。また、ノミ・ダニ駆除薬は、成分を調べるとわかりますが、農薬(殺虫剤)です。ノミ・ダニを殺すために、犬の体に農薬をつけたり、口から入れたら、肝臓が機能低下がするだけでなく、様々な病気の原因になる可能性があります。ノミやダニがいそうな場所に行かない、ノミ・ダニが犬につかないようにする天然成分の虫よけスプレーを使うなど、肝臓や他の部位に負担をかけない、安全な方法を見つけるべきではないでしょうか。

 

犬も予防医学的な考え方を。V-4(犬の膀胱炎&ストルバイト結石・シュウ酸カルシウム結石の生活習慣の原因と予防)

  • 2019.10.24 Thursday
  • 17:53

犬に多い病気に、膀胱炎&ストルバイト結石、シュウ酸カルシウム結石などがあります。日本では、対処療法が多いので、リン・マグネシウムを制限、カルシウムを制限など結石の成分を制限したり、尿pHを酸性にする、塩分を多くして水を飲むようにするなどの、結石の療法食が、結石予防や再発予防で勧められます。

しかし、元々カルシウム・リン・マグネシウムが多すぎるドッグフード、尿pHが一方的に継続的にアルカリ性になったり、酸性になるようなドッグフードは販売されていません。

犬の膀胱炎は尿路感染症なので細菌が増殖すると発症します。ストルバイト結石は、感染結石といわれるように、膀胱炎などの細菌感染が原因でできることが多い結石です。また、シュウ酸カルシウム結石は、尿中の水分が少なすぎて、老廃物や不要になった栄養素が水に溶けない飽和状態になるとできやすい結石といわれています。つまり、膀胱炎&ストルバイト結石、シュウ酸カルシウム結石は、食事性が原因ではなく、水分摂取量が足りないとできやすく、栄養素を制限すると栄養バランスが悪くなるだけで意味がないこと、逆にカルシウム・マグネシウムなどは結石抑制効果があるといわれているので、制限すると結石ができやすくなります。

栄養バランスが良いフードを選び適量を食べること、水分摂取量を多くする(適量は1日の摂取カロリーの数値をmlに換算した水分量)、オシッコを我慢しないなどが、膀胱炎&ストルバイト結石の予防と再発予防になるということです。これは、人間の膀胱炎&ストルバイト結石、シュウ酸カルシウム結石の予防・再発予防と一緒です。

 

犬の膀胱炎&ストルバイト結石…犬の膀胱炎は、大腸菌などの一般細菌が外部から侵入して、細菌が増殖することで起きます。尿路感染症なので、栄養不足などで免疫力が低下していると細菌を死滅させることができない、水分摂取量が少なすぎると尿が長時間膀胱に留まるので細菌が増殖しやすい、オシッコを我慢させると細菌が増殖しやすいなど、生活習慣が原因で起きます。

膀胱炎の予防は、細菌が尿路から入らないように清潔にする。栄養バランスが良いフードを選び適量食べる食生活にする。水分を適量飲むようにして、オシッコを我慢させないようにする。このような細菌を入れない、細菌を死滅する、細菌を増やさないように犬の生活習慣を改善することが大切です。

 

犬のストルバイト結石(リン酸アンモニウム・マグネシウム結石)は、膀胱炎の細菌が、尿中の尿素をアンモニアに分解して、アンモニアが尿を継続的(持続的)にアルカリ性にするので、アルカリ性では溶解しないリン・アンモニア・マグネシウムが結晶化し、凝集や肥大化することでストルバイト結石が形成されることがあるといわれています。

尿pHは、酸性とアルカリ性の間を行き来していて、その平均が弱酸性といわれています。1回の尿検査で、アルカリ性であっても異常ではないことが多いので、何回か検査をする、尿細菌検査などで膀胱炎など尿路感染症の診断をするのが、本来の尿pH検査の目的です。1回の尿検査でアルカリ性であっても、偶然アルカリ性の場合は、尿中にアンモニアは超微量しか存在しないので、リン酸アンモニウム・マグネシウムに結合しないので、ストルバイト結晶や結石ができることはありません。

人間では、膀胱炎など尿路感染症からできる結石なので、感染結石とも言われています。犬も同じように感染結石なので、膀胱炎など尿路感染症は、抗生物質などで細菌が死滅すると、ストルバイト結石はできなくなります。ストルバイト予防も、膀胱炎が原因なので、膀胱炎の予防が基本です。

特に、水分摂取量が少なすぎる小型犬に結石ができやすいので、水にジャーキーの粉末などで味や香りをつけて、水分摂取量を増やすようにすると、細菌や結晶・結石ができても、尿と一緒に排泄しやすくなるので、膀胱炎&ストルバイト結石の予防に効果があります。また、水分摂取量が多くなって、尿中の水分が増えると、リン・マグネシウムなどの尿中比率が下がって、ストルバイト結石の予防効果が高くなります。

 

犬の膀胱炎、感染結石のストルバイト結石は、食べ物で尿がアルカリ性になったり、リン・マグネシウムが多すぎてできる結石ではありません。犬の生活習慣で影響が大きいのは、水分摂取量が少なすぎる、オシッコを我慢させる、栄養が偏ったフードや食事量が少なすぎることです。水分を多く飲む、栄養バランスが良いフードを適量食べさせる、オシッコを我慢させない、衛生にする…などの生活習慣にすることが、人間同様に犬の膀胱炎&ストルバイト結石予防です。

 

シュウ酸カルシウム結石…シュウ酸カルシウム結石は、腎臓でできる結石です。腎臓は、血液を濾過して、尿素・老廃物・不要になった栄養素と余剰な水分でできた尿をつくり、体外に排泄する働きをしています。尿中の水分が少なすぎると、尿素・老廃物や不要な栄養素など固形物の比率が高くなり、水に溶けない飽和状態になると、シュウ酸とカルシウムが結合して結晶になったり、結晶が凝集や肥大化するとシュウ酸カルシウム結石ができることがあるといわれています。

シュウ酸カルシウムができやすい生活習慣は、水分摂取量が少なすぎることが一番の原因です。水分摂取量が多い(適量)の犬は、腎臓でつくる尿の水分が多く、固形物の比率が低いので、シュウ酸・カルシウムの尿中比率も低く、飽和状態にならないので、シュウ酸カルシウム結石や他の結石もできにくくなります。

食生活では、シュウ酸やカルシウムを減らすのではなく、栄養バランスが良いフードを適量食べることが重要です。カルシウムを適量摂取することで、腸管でシュウ酸とカルシウムが結合して、血液中のシュウ酸の量が少なくなり、尿に回るシュウ酸が少なくなることでシュウ酸カルシウム結石ができにくくする効果があります。他にも、マグネシウム・ビタミンCなど栄養バランスが良いフードには、結石抑制効果がある栄養素や成分が入っているので、栄養バランスが良いフードを選んで、適量食べさせることが大切です。

 

 

 

犬も予防医学的な考え方を。V-3(犬の下痢、皮膚病、のの生活習慣の原因と予防)

  • 2019.10.23 Wednesday
  • 16:15

犬に多い病気や体調不良は、下痢、皮膚病、膀胱炎&ストルバイト結石、シュウ酸カルシウム結石などがあります。また、健康診断や血液検査で、肝機能低下、腎機能低下や、脂質異常症、高血糖などが発見される、疑いがあることもあります。

 

このような犬の病気や症状、検査でわかったことは、多くの場合に乱れた食生活、運動不足などの生活習慣に問題があることが多く、それ以外にも水分摂取量が少ないなどが原因になっていることが多いといわれています。したがって、療法食にする以前に、安全で栄養バランスが良い、人間の普通食のようなドッグフードにする、食べすぎや食事量が少なすぎることを改善する、外の散歩が少ない犬は毎日散歩をするようにする、水は毎日適正量を飲むようにするなど犬の生活習慣を見直して改善することで、病気を防ぐ、病気を治すことが出来るはずです。

 

下痢…消化が悪いトウモロコシ・大豆が主原料のフード、肉副産物・ミートミールなど何の肉なのか、どの部位なのか不明なフード、動物性脂肪・植物性脂肪など具体的な油脂類が表記されていない廃棄油を使ったフード。このような人間の食材を使っていない、消化が悪い原材料を使ったドッグフードを毎日食べていると、慢性胃腸炎になりやすく、腸内細菌バランスが悪くなりやすく、犬が下痢になる原因になります。

人間が食用にする食用肉・食用玄米・食用油脂など「人間用食品等級」の食品や食材を使ったドッグフードは、トウモロコシや大豆、小麦、具体的な肉名と部位が表示されている、具体的な鶏脂肪・アマニなどと表記されています。このようなドッグフード、手づくりごはんにするだけで、下痢になることが激減したり、下痢になっても重症化することが少なく、回復が早くなるはずです。

 

皮膚病…犬の皮膚病は、細菌やカビ菌などが増殖する「皮膚感染症」と、ハウスダスト・花粉・食事性など「アレルギー症」が2大原因といわれています。いずれも、免疫力が低下したり、異常になると皮膚病になりやすくなります。また、痒み・湿疹などがが酷くなってから動物病院に行く犬が多いので、初期手当ができるシャンプーやケア要因を持っていないことも皮膚病が多い原因になります。

皮膚病は、皮膚や被毛をつくる材料になる肉・魚など良質なタンパク質が不足、脂質のバランスと量が不足すると皮膚病になりやすくなります。低タンパク質・低脂質・高糖質のダイエットフード、高齢犬用フード、タンパク質や脂質を制限した療法食、体重を減らす為に食事量を少なくしているなどは、タンパク質・脂質不足で皮膚や被毛だけでなく、筋肉や内臓などの材料も不足するので、皮膚病をはじめ、内臓機能低下などの原因になります。

犬の皮膚病予防は、犬にとって栄養バランスが良い「普通食」を適量に食べる、「人間用食品等級」の安全な「普通食」にして、農薬・合成添加物・化学薬品などの有害物質性のアトピーを防ぐことが基本です。また、犬の皮膚は人間の皮膚の1/3の薄さといわれているので、天然成分100%のナチュラルシャンプー、皮膚ケア用品がおすすめです。犬が痒がったり、掻いたり・噛んでいたら、速やかにナチュラルシャンプー、皮膚ケア用品を使うと、早期発見と早期治療が自宅でできるので、動物病院に行く前に治ってしまうことが多いはずです。

 

 

犬も予防医学的な考え方を。-1(犬の生活習慣の問題指摘と改善の指導をしない動物病院が多い)

  • 2019.10.20 Sunday
  • 14:52

犬の健康診断や血液検査などで、異常値であった場合に、再検査や他の検査をしないで、薬が処方されたり、療法食を勧められることが多いようです。また、下痢、皮膚病、などの病気でも、薬が処方され、療法食、薬用シャンプーなども勧められます。

 

動物病院に行って、薬や療法食などが処方されないと病気が治らない、症状が良くならない、検査数値が正常に戻らないと思っている飼い主さんのほうが多いようです。このようなことから、犬が10種類前後の薬を処方されていたり、療法食をローテーションしている犬も少なくありません。

 

人間も犬も一緒ですが、病気の多くは食事や運動、ストレスなどの生活習慣が原因なので、生活習慣の問題点を見直して、改善することで、多くの病気が予防できるといわれています。検査数値が異常ちである場合は、数値によっては再検査や精密検査をする、正常値に近ければ、食習慣や運動習慣を見直して生活習慣を改善する。下痢、皮膚病、膀胱炎、尿路結石症などに良くなる犬も、食生活、運動、水分摂取量などを見直して、問題があれば改善することで、薬や療法食に頼ることなく、改善することができます。

 

日本では、犬の病気の予防には無頓着で、病気になったら動物病院で病気を治してもらう。このような飼い主さんが大半です。薬の種類、作用や副作用を知らない、療法食の原材料も見ていない、飼い主さんがほとんどです。

犬が病気になったら動物病院で治してもらう。このような考え方から、犬が病気にならないように、健康が維持できるように、食事や運動などの生活習慣を改善するほうが、大切なことではないでしょうか。

 

動物病院では、犬の食事習慣、ドッグフードの安全性、栄養バランスが良いドッグフード、栄養バランスが良い手づくりごはんの作り方、適正量などを指導できるような知識がある病院はほとんどありません。また、運動の大切さ、健康と運動の関連性などの指導もほとんどしていません。

 

犬が毎日食べているドッグフードは、安全な材料を使っているのか、栄養バランスが良いのか、適量食べているのか、気になりませんか。犬の身体をつくっている、エネルギーになるのは、日々食べているドッグフードの栄養です。他人まかせではなく、飼い主さんが安全性、栄養バランスを見極めることができるようになって、確信が持てるフードを毎日食べさせるべきです。

運動は、お金がかかることではく、犬だけでなく、飼い主さんや家族の健康のためにも必要不可欠なことです。毎日、外の散歩を朝夕して、犬と人が健康を維持して長生きできるようにするべきではないでしょうか。

 

愛犬の健康は、動物病院ではなく、飼い主さんが守る。人間の健康も、自分で守る。このような心構えで生活習慣を見直して、病気を予防するのは、世界的な潮流です。

 

 

 

 

 

 

 

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>

selected entries

categories

archives

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM