犬も予防医学的な考え方を。V-4(犬の膀胱炎&ストルバイト結石・シュウ酸カルシウム結石の生活習慣の原因と予防)

  • 2019.10.24 Thursday
  • 17:53

犬に多い病気に、膀胱炎&ストルバイト結石、シュウ酸カルシウム結石などがあります。日本では、対処療法が多いので、リン・マグネシウムを制限、カルシウムを制限など結石の成分を制限したり、尿pHを酸性にする、塩分を多くして水を飲むようにするなどの、結石の療法食が、結石予防や再発予防で勧められます。

しかし、元々カルシウム・リン・マグネシウムが多すぎるドッグフード、尿pHが一方的に継続的にアルカリ性になったり、酸性になるようなドッグフードは販売されていません。

犬の膀胱炎は尿路感染症なので細菌が増殖すると発症します。ストルバイト結石は、感染結石といわれるように、膀胱炎などの細菌感染が原因でできることが多い結石です。また、シュウ酸カルシウム結石は、尿中の水分が少なすぎて、老廃物や不要になった栄養素が水に溶けない飽和状態になるとできやすい結石といわれています。つまり、膀胱炎&ストルバイト結石、シュウ酸カルシウム結石は、食事性が原因ではなく、水分摂取量が足りないとできやすく、栄養素を制限すると栄養バランスが悪くなるだけで意味がないこと、逆にカルシウム・マグネシウムなどは結石抑制効果があるといわれているので、制限すると結石ができやすくなります。

栄養バランスが良いフードを選び適量を食べること、水分摂取量を多くする(適量は1日の摂取カロリーの数値をmlに換算した水分量)、オシッコを我慢しないなどが、膀胱炎&ストルバイト結石の予防と再発予防になるということです。これは、人間の膀胱炎&ストルバイト結石、シュウ酸カルシウム結石の予防・再発予防と一緒です。

 

犬の膀胱炎&ストルバイト結石…犬の膀胱炎は、大腸菌などの一般細菌が外部から侵入して、細菌が増殖することで起きます。尿路感染症なので、栄養不足などで免疫力が低下していると細菌を死滅させることができない、水分摂取量が少なすぎると尿が長時間膀胱に留まるので細菌が増殖しやすい、オシッコを我慢させると細菌が増殖しやすいなど、生活習慣が原因で起きます。

膀胱炎の予防は、細菌が尿路から入らないように清潔にする。栄養バランスが良いフードを選び適量食べる食生活にする。水分を適量飲むようにして、オシッコを我慢させないようにする。このような細菌を入れない、細菌を死滅する、細菌を増やさないように犬の生活習慣を改善することが大切です。

 

犬のストルバイト結石(リン酸アンモニウム・マグネシウム結石)は、膀胱炎の細菌が、尿中の尿素をアンモニアに分解して、アンモニアが尿を継続的(持続的)にアルカリ性にするので、アルカリ性では溶解しないリン・アンモニア・マグネシウムが結晶化し、凝集や肥大化することでストルバイト結石が形成されることがあるといわれています。

尿pHは、酸性とアルカリ性の間を行き来していて、その平均が弱酸性といわれています。1回の尿検査で、アルカリ性であっても異常ではないことが多いので、何回か検査をする、尿細菌検査などで膀胱炎など尿路感染症の診断をするのが、本来の尿pH検査の目的です。1回の尿検査でアルカリ性であっても、偶然アルカリ性の場合は、尿中にアンモニアは超微量しか存在しないので、リン酸アンモニウム・マグネシウムに結合しないので、ストルバイト結晶や結石ができることはありません。

人間では、膀胱炎など尿路感染症からできる結石なので、感染結石とも言われています。犬も同じように感染結石なので、膀胱炎など尿路感染症は、抗生物質などで細菌が死滅すると、ストルバイト結石はできなくなります。ストルバイト予防も、膀胱炎が原因なので、膀胱炎の予防が基本です。

特に、水分摂取量が少なすぎる小型犬に結石ができやすいので、水にジャーキーの粉末などで味や香りをつけて、水分摂取量を増やすようにすると、細菌や結晶・結石ができても、尿と一緒に排泄しやすくなるので、膀胱炎&ストルバイト結石の予防に効果があります。また、水分摂取量が多くなって、尿中の水分が増えると、リン・マグネシウムなどの尿中比率が下がって、ストルバイト結石の予防効果が高くなります。

 

犬の膀胱炎、感染結石のストルバイト結石は、食べ物で尿がアルカリ性になったり、リン・マグネシウムが多すぎてできる結石ではありません。犬の生活習慣で影響が大きいのは、水分摂取量が少なすぎる、オシッコを我慢させる、栄養が偏ったフードや食事量が少なすぎることです。水分を多く飲む、栄養バランスが良いフードを適量食べさせる、オシッコを我慢させない、衛生にする…などの生活習慣にすることが、人間同様に犬の膀胱炎&ストルバイト結石予防です。

 

シュウ酸カルシウム結石…シュウ酸カルシウム結石は、腎臓でできる結石です。腎臓は、血液を濾過して、尿素・老廃物・不要になった栄養素と余剰な水分でできた尿をつくり、体外に排泄する働きをしています。尿中の水分が少なすぎると、尿素・老廃物や不要な栄養素など固形物の比率が高くなり、水に溶けない飽和状態になると、シュウ酸とカルシウムが結合して結晶になったり、結晶が凝集や肥大化するとシュウ酸カルシウム結石ができることがあるといわれています。

シュウ酸カルシウムができやすい生活習慣は、水分摂取量が少なすぎることが一番の原因です。水分摂取量が多い(適量)の犬は、腎臓でつくる尿の水分が多く、固形物の比率が低いので、シュウ酸・カルシウムの尿中比率も低く、飽和状態にならないので、シュウ酸カルシウム結石や他の結石もできにくくなります。

食生活では、シュウ酸やカルシウムを減らすのではなく、栄養バランスが良いフードを適量食べることが重要です。カルシウムを適量摂取することで、腸管でシュウ酸とカルシウムが結合して、血液中のシュウ酸の量が少なくなり、尿に回るシュウ酸が少なくなることでシュウ酸カルシウム結石ができにくくする効果があります。他にも、マグネシウム・ビタミンCなど栄養バランスが良いフードには、結石抑制効果がある栄養素や成分が入っているので、栄養バランスが良いフードを選んで、適量食べさせることが大切です。

 

 

 

犬も予防医学的な考え方を。V-3(犬の下痢、皮膚病、のの生活習慣の原因と予防)

  • 2019.10.23 Wednesday
  • 16:15

犬に多い病気や体調不良は、下痢、皮膚病、膀胱炎&ストルバイト結石、シュウ酸カルシウム結石などがあります。また、健康診断や血液検査で、肝機能低下、腎機能低下や、脂質異常症、高血糖などが発見される、疑いがあることもあります。

 

このような犬の病気や症状、検査でわかったことは、多くの場合に乱れた食生活、運動不足などの生活習慣に問題があることが多く、それ以外にも水分摂取量が少ないなどが原因になっていることが多いといわれています。したがって、療法食にする以前に、安全で栄養バランスが良い、人間の普通食のようなドッグフードにする、食べすぎや食事量が少なすぎることを改善する、外の散歩が少ない犬は毎日散歩をするようにする、水は毎日適正量を飲むようにするなど犬の生活習慣を見直して改善することで、病気を防ぐ、病気を治すことが出来るはずです。

 

下痢…消化が悪いトウモロコシ・大豆が主原料のフード、肉副産物・ミートミールなど何の肉なのか、どの部位なのか不明なフード、動物性脂肪・植物性脂肪など具体的な油脂類が表記されていない廃棄油を使ったフード。このような人間の食材を使っていない、消化が悪い原材料を使ったドッグフードを毎日食べていると、慢性胃腸炎になりやすく、腸内細菌バランスが悪くなりやすく、犬が下痢になる原因になります。

人間が食用にする食用肉・食用玄米・食用油脂など「人間用食品等級」の食品や食材を使ったドッグフードは、トウモロコシや大豆、小麦、具体的な肉名と部位が表示されている、具体的な鶏脂肪・アマニなどと表記されています。このようなドッグフード、手づくりごはんにするだけで、下痢になることが激減したり、下痢になっても重症化することが少なく、回復が早くなるはずです。

 

皮膚病…犬の皮膚病は、細菌やカビ菌などが増殖する「皮膚感染症」と、ハウスダスト・花粉・食事性など「アレルギー症」が2大原因といわれています。いずれも、免疫力が低下したり、異常になると皮膚病になりやすくなります。また、痒み・湿疹などがが酷くなってから動物病院に行く犬が多いので、初期手当ができるシャンプーやケア要因を持っていないことも皮膚病が多い原因になります。

皮膚病は、皮膚や被毛をつくる材料になる肉・魚など良質なタンパク質が不足、脂質のバランスと量が不足すると皮膚病になりやすくなります。低タンパク質・低脂質・高糖質のダイエットフード、高齢犬用フード、タンパク質や脂質を制限した療法食、体重を減らす為に食事量を少なくしているなどは、タンパク質・脂質不足で皮膚や被毛だけでなく、筋肉や内臓などの材料も不足するので、皮膚病をはじめ、内臓機能低下などの原因になります。

犬の皮膚病予防は、犬にとって栄養バランスが良い「普通食」を適量に食べる、「人間用食品等級」の安全な「普通食」にして、農薬・合成添加物・化学薬品などの有害物質性のアトピーを防ぐことが基本です。また、犬の皮膚は人間の皮膚の1/3の薄さといわれているので、天然成分100%のナチュラルシャンプー、皮膚ケア用品がおすすめです。犬が痒がったり、掻いたり・噛んでいたら、速やかにナチュラルシャンプー、皮膚ケア用品を使うと、早期発見と早期治療が自宅でできるので、動物病院に行く前に治ってしまうことが多いはずです。

 

 

犬も予防医学的な考え方を。-2(犬の肥満は、体脂肪が多いことです。体脂肪が減る正しいダイエットで、生活習慣病予防と足腰の健康維持を)

  • 2019.10.22 Tuesday
  • 18:02

犬の肥満は、体脂肪が多すぎることです。人間も同様です。従って、体重を減らせば良いのではなく、体脂肪を減らすのが正しいダイエットで、体重を減らすだけのダイエットは間違ったダイエットです。

 

日本の動物病院では、犬の肥満は体重が多いことなので、体重が多いと判定された犬に、100gのカロリーが少ない療法食を勧めています。しかし、100gのカロリーが少ないダイエットフードや療法食は、肉を少なくして穀類などを増やしているので、低タンパク質・低脂質・高糖質なので、犬の筋肉が減って、体脂肪が増えやすいフードです。また、運動をするように生活習慣の指導もしないことが多いので、犬の体脂肪が増えて、かえって肥満になっている、隠れ肥満の犬が多くなっています。

 

犬の体脂肪が多くなる、体脂肪率が高くなると、体重は少なくても肥満になります。肥満は、高血圧・脂質異常症(高脂血症)・高血糖などから、脳卒中・糖尿病・心臓病・ガンなど生活習慣病になる原因になるといわれています。犬が痩せていても、中性脂肪値が高い、コレステロール値が高い、お腹周りが増えてきた、脂肪肝などは、体脂肪が多すぎることが原因になっている可能性があります。

 

犬の体重が多いと、関節に負担がかかるといわれることが多いようです。しかし、人間でも同様ですが、骨と関節を保護しているのは周辺の筋肉です。足腰の筋肉が減ってしまうような間違ったダイエットは、かえって関節に負担をかけてしまいます。犬の体重が適正なのかは、少なくて犬の体格・体形を計測しないと判定はできないはずです。多くの動物病院では、犬の身体の測定もしないで、体重だけで肥満を判定しています。このような体重が多い肥満、間違ったダイエットを勧めることで、多くの犬達が不要なダイエットをして、かえって体力がない、生活習慣病になりやすい犬になっています。

 

犬の肥満を予防することは、生活習慣病予防と、足腰など運動器の健康維持に必要不可欠なことです。食生活と運動の生活習慣が、肥満予防の両輪です。このような生活習慣の指導をしていない動物病院が多いので、飼い主さんが愛犬の肥満予防と生活習慣病予防、足腰の健康維持を心掛けるしかありません。

・栄養バランスが良い食生活…栄養バランスが良いフードは、体をつくる役割をする主にタンパク質と脂質、体を動かすエネルギー源になる主に糖質と脂質、体の調子を整えるビタミンとミネラルの、3つの働きをする栄養素をバランス良く摂取することです。AAFCO栄養基準に適合していること、肉や魚が多くタンパク質22〜28%前後、脂肪酸のバランスが良く脂質が10〜15%前後、糖質35〜45%前後の3大栄養素の比率のドライフードが、犬にとって栄養バランスが良いフードの目安です。

・適量を食べる…栄養バランスが良い食生活は、栄養バランスが良いフードを中心に適量食べることが条件です。筋肉量などで基礎代謝量が違うので、体重当たりの標準給仕量を目安に10〜20%前後が目安になります。おやつ・トッピングなどの分は、ドッグフードを減らして、適量をキープします。

・毎日散歩をする…毎日、散歩をすることで全身の筋肉を維持する、強化することができます。筋肉は使わないとすぐに衰える性質なので、毎日散歩を続けることが大切です。筋肉が少ない犬は、足腰などに筋肉がついて体重が増えることがありますが、基礎代謝と消費カロリーが増えるので、1か月後などに余計な体脂肪が減って、肥満を改善することができます。

・ダイエットフードは、筋肉を維持して体脂肪を減らせる、糖質が少ないフードにする…ナチュラルバランスにのダイエットフードに、「Fat Dogs」があります。このフードは、タンパク質がで肉・魚中心で22〜28%内で、脂質は8%後半で、糖質を少なくして、豆や野菜の食物繊維が多くなっています。筋肉を維持して、お腹周りや皮下脂肪など体脂肪を減らすために、特に糖質を少なくしているのが特徴です。肉が少なく、トウモロコシ・大豆・小麦などが多い、低タンパク質・低脂肪・高糖質の療法食やダイエットフードは、タンパク質不足で犬の筋肉が落ちて、糖質が多すぎるのでエネルギーで使わなかった分が、体脂肪になって皮下やお腹についてしまいます。

犬の体脂肪が多すぎると、肥満です。ダイエットフードは、犬の体重を減らすためではなく、体脂肪を減らして適正にすることで、生活習慣病や足腰の健康を維持するためにあります。

 

 

 

 

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    犬も予防医学的な考え方を。-1(犬の生活習慣の問題指摘と改善の指導をしない動物病院が多い)

    • 2019.10.20 Sunday
    • 14:52

    犬の健康診断や血液検査などで、異常値であった場合に、再検査や他の検査をしないで、薬が処方されたり、療法食を勧められることが多いようです。また、下痢、皮膚病、などの病気でも、薬が処方され、療法食、薬用シャンプーなども勧められます。

     

    動物病院に行って、薬や療法食などが処方されないと病気が治らない、症状が良くならない、検査数値が正常に戻らないと思っている飼い主さんのほうが多いようです。このようなことから、犬が10種類前後の薬を処方されていたり、療法食をローテーションしている犬も少なくありません。

     

    人間も犬も一緒ですが、病気の多くは食事や運動、ストレスなどの生活習慣が原因なので、生活習慣の問題点を見直して、改善することで、多くの病気が予防できるといわれています。検査数値が異常ちである場合は、数値によっては再検査や精密検査をする、正常値に近ければ、食習慣や運動習慣を見直して生活習慣を改善する。下痢、皮膚病、膀胱炎、尿路結石症などに良くなる犬も、食生活、運動、水分摂取量などを見直して、問題があれば改善することで、薬や療法食に頼ることなく、改善することができます。

     

    日本では、犬の病気の予防には無頓着で、病気になったら動物病院で病気を治してもらう。このような飼い主さんが大半です。薬の種類、作用や副作用を知らない、療法食の原材料も見ていない、飼い主さんがほとんどです。

    犬が病気になったら動物病院で治してもらう。このような考え方から、犬が病気にならないように、健康が維持できるように、食事や運動などの生活習慣を改善するほうが、大切なことではないでしょうか。

     

    動物病院では、犬の食事習慣、ドッグフードの安全性、栄養バランスが良いドッグフード、栄養バランスが良い手づくりごはんの作り方、適正量などを指導できるような知識がある病院はほとんどありません。また、運動の大切さ、健康と運動の関連性などの指導もほとんどしていません。

     

    犬が毎日食べているドッグフードは、安全な材料を使っているのか、栄養バランスが良いのか、適量食べているのか、気になりませんか。犬の身体をつくっている、エネルギーになるのは、日々食べているドッグフードの栄養です。他人まかせではなく、飼い主さんが安全性、栄養バランスを見極めることができるようになって、確信が持てるフードを毎日食べさせるべきです。

    運動は、お金がかかることではく、犬だけでなく、飼い主さんや家族の健康のためにも必要不可欠なことです。毎日、外の散歩を朝夕して、犬と人が健康を維持して長生きできるようにするべきではないでしょうか。

     

    愛犬の健康は、動物病院ではなく、飼い主さんが守る。人間の健康も、自分で守る。このような心構えで生活習慣を見直して、病気を予防するのは、世界的な潮流です。

     

     

     

     

     

     

     

    犬も予防医学的な考え方を。-3(犬の運動不足とストレス)

    • 2019.10.19 Saturday
    • 16:17

    犬の散歩に行かない。犬の散歩は、朝晩15分ほど。このような飼い主さんが増えています。

     

    家の中に24時間いる犬。1日の大半を家の中で過ごす犬。…運動不足になるだけでなく、家族以外の人、他の犬にほとんど会わず、外の空気を吸わず、日差しを浴びることもなく、四季の移り変わりも知らず、花や昆虫を見たり、草に触れることもない。このような閉じこもりのような生活は、犬にストレスになって、社交性がない、わがまま、家族を攻撃する、吠える、噛むなど、精神性、飼い主さんや家族の関係がおかしくなる、などの原因になることがあります。

     

    犬は、使役犬が多く、外で活動することが多かったようです。このような犬達を、家の中に閉じ込めた状態で飼育することは、運動不足で病気やケガをしやすくなる、ストレスから精神性の病気になりやすい、家族と犬の関係が崩れやすいなど、様々な問題を引き起こす原因になります。

     

    犬は、昼行性の動物です。朝と夕方、犬にとって快適な季節は、できるだけ長い時間散歩をする。真夏や、台風・大雨のときは無理をしないのは当然ですが、雨の日はレインコートを着せるなどして、できるだけ毎日散歩にいったほうが、身体と精神の健康が維持できると思います。

     

    犬が病気になったら、動物病院に行って薬や療法食で治せば良いと思っている人が多いと思います。しかし、多くの病気が、栄養が偏った食事、食べすぎや食事量が少なすぎる、運動不足など、犬の生活習慣の乱れが原因になっているといわれています。犬の生活習慣の乱れを改善しないままで、療法食や薬で治そうとでしても、治るはずもなく、また病気を予防することもできません。

     

    犬の病気予防、病気の改善や治療には、犬の食生活と運動の生活習慣を見直して、問題があれば改善することが先決です。日本の動物病院では、犬の食生活や運動など生活習慣について正しい生活指導ができないのか、生活指導をしない動物病院が大半です。

     

    毎日犬の散歩をする、運動をすることで、お金がかかることではありません。犬の散歩を毎日続けることで、犬だけでなく、人間の運動不足も解消されて、人間と犬の両者が健康になって、病気やケガ予防になる。こんなに簡単にできることは、明日からでもすぐに朝夕、散歩に行くべきではないでしょうか。

    犬も予防医学的な考え方を。-2(毎日の散歩で、人と犬の運動習慣を改善して病気予防)

    • 2019.10.18 Friday
    • 14:45

    人間の生活習慣病は、偏った栄養バランスの食事、食べすぎ、運動不足、ストレスが多い生活、喫煙、アルコールの飲みすぎなど、生活習慣の乱れが原因といわれています。このような生活習慣を改善することで、多くの生活習慣病を予防できるといわれています。

     

    犬では生活習慣病とは言いませんが、偏った栄養バランスの食生活、食べすぎ、運動不足、ストレスが多い、などの生活習慣の乱れが、人間と同じような生活習慣病の原因になっています。犬では、動物病院で食事習慣の改善、運動習慣の改善など、犬の生活習慣の改善の指導ができるところがほとんどありません。対症療法的な薬や療法食で治すのではなく、根本的な食生活、運動の生活習慣を改善して、飼い主さんが犬の病気を予防したり、病気を改善するようにしないといけません。

     

    人間では、運動は洗濯や掃除など生活活動と、スポーツなどの運動を合わせて身体活動という考えになっています。生活活動だけでは、運動不足になるので、1日に1万歩歩く、週に2回、30分ほど有酸素運動のウォーキングやジョギングや、他のスポーツをすることが推奨されています。

     

    犬の散歩は、飼い主さんと犬が同時に、運動不足を解消して、人と犬の生活習慣病を予防できる絶好の機会です。町内1周では短すぎるので、30,40分×2回を基本に、どちらかをもう少し長く散歩するようにすると、人で1万歩に近くなります。歩くことは基本なので、毎日続けることで、様々な病気を予防できて、健康を維持しやすくなります。犬も同様です。

     

    人間と犬が、毎日散歩をすることで、得られる健康上のメリットは、以下のようなことが考えられます

    ・肥満予防、肥満改善…毎日散歩をすることで、筋肉が発達して基礎代謝があがり、同じ量を食べていても、体脂肪が減って、太りにくい体質になります。

    ・体形が良くなる…お腹周りの体脂肪が減って、足腰や胸の筋肉が発達し、胴周りが絞れた、きれいな体型になりやすい。

    ・脂質異常症、高血圧、動脈硬化、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞などの予防、改善…食生活と運動の生活習慣を改善することで、生活習慣病の多くが予防、改善することができます。体重を減らすのではなく、体脂肪を減らすことが正しいダイエットなので、運動をすることは重要なことです。また、血管を丈夫にしてしなやかさを保つ、血流を良くする、中性脂肪やコレステロールを下げるなども運動をすることで、病気を予防する効果があがります。

    ・寝たきり、関節痛を防ぎます…毎日歩くことで、カルシウムが骨に吸着されやすくなり、骨密度の低下を防ぎ、骨折を防ぎます。また、足腰の筋肉が発達して、骨と関節をコルセットのように保護できるので、関節痛予防、骨折や足腰が弱って寝たきりになるnを防ぐ効果があります。

    ・体力の向上・維持…毎日散歩をすることで、全身の筋肉が維持・向上ができます。また、心肺機能も維持することができて、体力がついてきます。

    ・消化器官の健康が維持しやすくなり免疫力も向上します…胃腸などの消化器官は運動をすることで活発化して、健康を維持しやすくなります。腸周辺に、免疫の70%前後が集まっているので、腸内環境が良好になると免疫力が向上や正常化して、感染症、アレルギーなどの病気予防になります。

     

                          …続きます。

     

     

     

    犬も予防医学的な考え方を。-1(運動をする大切さと健康の関係)

    • 2019.10.17 Thursday
    • 15:27

    日本では、小型犬が増えていて、子犬を購入するときに、室内の運動で十分であることをセールスポイントにしているペットショップが多いようです。しかし、小型犬でも、1日中狭い空間にいて、室内を歩いたり、走るだけでは、運動不足になったり、ストレスが溜まる、病気やケガをしやすくなるといわれています。

     

    毎日歩く、毎日散歩をすることで、犬の全身の筋肉、バランス能力、心肺機能を維持することができます。

    犬が歩くためには、4本の脚の筋肉だけでなく、お尻や背中、首と頭など全身の筋肉を使わないと歩けません。また、左右、前後のバランス能力や長い間歩き続ける心肺機能も必要です。犬の筋肉は、主にタンパク質でできていますが、筋肉は使わないとすぐに衰える性質があります。良質なタンパク質を毎日適量摂取することに加えて、毎日散歩をして全身の筋肉を動かすことが必要です。

     

    毎日歩く、毎日散歩をすることで、体脂肪が適正になり、肥満予防、生活習慣病予防ができます。

    毎日歩く、毎日散歩をすることで、足腰をはじめ全身の筋肉が維持され、体の機能も維持することができます。筋肉は、消費エネルギー量が多い部位なので、筋肉が減少すると、基礎代謝エネルギーが低下して、消費エネルギー量も減少するので、以前と同じ量のフードを食べていると、エネルギー(カロリー)過剰になって、体脂肪がついて、肥満になりやすくなります。

    毎日散歩をしている犬は、筋肉が増えることが多いので、基礎代謝エネルギー量が増えて、総消費エネルギー量も増えるので、同じ食事量の食生活を送っていると、余計な体脂肪が減って、肥満を解消することができます。もちろん、歩いているときに消費するエネルギー量も増えるので、歩く時間が増えるにつれて体脂肪が減って、肥満が解消されます。

    犬の肥満も、体脂肪が多いことで、たんに体重が多いことではありません。体脂肪が適正になると、肥満ではないので、高脂血症、高血圧、高血糖やさらに糖尿病、脂肪肝、脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病を予防する効果が高くなります。

     

    毎日歩く、毎日散歩をすることで、犬の生活リズムを正常に保つことができます。

    動物は、1日25時間単位になっていて、毎日24時間にリセットして、生活リズムを正常に保つようになっているといわれています。朝の散歩で朝日を浴びる、毎日規則正しい食生活にするなどで体内時計をリセットして、生体リズムを正常に保つようにします。できるだけ決まった時間に、散歩をする、食事をする、睡眠をとることは、健康を維持するうえで、人間も犬も重要なことです。

     

    毎日歩く、毎日散歩をすることで、ストレス解消。

    ストレスを減らすことは、食習慣、運動習慣についで、病気予防において重要なことです。

    毎日、部屋の中にいて、家族以外の人に出会うことがない、他の犬に会うことがないようなことは、犬にとってストレスが溜まることです。

    毎日、外を歩いて、散歩をして、人、犬に出会ったり、遊んでもらったり、自然に触れる、自由に走り回るなどは、犬の自然な行動で、ストレスをためない、健康を維持するうえでも、大切なことではないでしょうか。

     

                            …続きます。

     

    犬も予防医学的な考え方を。-5(人間用食品等級の材料を使ったドッグフードor手づくりごはんで、病気予防)

    • 2019.10.16 Wednesday
    • 14:16

    ドッグフードは、原材料に「人間用食品等級」の食品・食材を使った安全なドッグフードと、そうではないドッグフードがあります。手づくりごはんは、もちろん「人間用食品等級」の食品や食材を使ってつくります。

     

    犬の予防医学的な考え方では、もちろん食の安全が確保された食生活が大前提です。「人間用食品等級」を使ったドッグフードを選ぶ、または手作りごはんにする、「人間用食品等級」のドッグフードとてづくりごはんの折衷のいずれかになります。

     

    ドッグフードの見分け方は、原材料をみると見当がつきます。家禽肉・肉副産物・ミートミール、動物性脂肪・植物性脂肪など、何の肉・どの部位なのか不明、何の脂肪なのか不明な表示がされている。トウモロコシ・コーングルテンミール、大豆・脱脂大豆など、コーン油や大豆油の搾りかすが主原料。BHA・エトキシキン・BHAなどの合成酸化防止剤が表示されている。…等々は、ドッグフード、療法食でも、人間用食品等級を使っていないフードといわれています。

     

    鶏肉・チキンミール・鶏レバー、鶏脂肪・亜麻仁・サーモンオイル、玄米・オーツ麦、ポテト、トマト・ほうれん草、クランベリーなど、具体的な表示がされているフードは、「人間用食品等級」がつかわれています。合成添加物は、使用されていないので、表示はありません。

    *チキンミールは、鶏肉を乾燥させて粉末状にしたもので、乾燥鶏肉のことです。

     

    「人間用食品等級」を材料に使っているドッグフードのメリットは、AAFCO栄養基準に適合しているフードでは、必須栄養素の過不足の心配がないことがあります。また、食事量も体重別の標準給仕量がわかるので、普通に食べさせている分は、肥満や痩せを防ぐことができます。デメリットは、犬によっては飽きることがあり、嗜好性が手づくりごはんよりも落ちることでしょうか。トッピングなどの工夫で、食べ続けるようにすることが対策の一つです。

     

    「手作りごはん」のメリットは、食の安全が確認できる、嗜好性が高い、犬や飼い主さんの満足度が高いことがあります。デメリットは、栄養学や犬の栄養学などの知識がないと、栄養バランスが悪くなったり、食事量が不適切になる可能性がある。コストと手間がかかる。食材・メニューが毎日同じになって、栄養が偏ったり、秋て食べなくなることがある。…等があります。

     

    「人間用食品等級」を材料に使っているドッグフードと、手づくりごはんを半々にしている飼い主さんも増えています。

    忙しい朝は、ドッグフード中心、時間がある夕食は手づくりごはん中心。ドッグフードと手づくりごはんを、半々程度にする。など飼い主さんの都合で、やり方はいろいろあります。メリットは、手づくりごはんの栄養バランス、食事量の不安を解消しやすいことがあります。また、食の安全は一定レベルで確保できることもあります。デメリットは、少ないと思われます。

     

    「人間用食品等級」の材料を使ったドッグフードは、食品・食材の種類・品目が多いもので、成分比ではタンパク質22〜28%、脂質10〜15%、糖質35〜45%前後のドッグフードが、栄養バランスが良いと思います。実際に、病気になる犬が少ない、寿命が長い犬が多いなど、遺伝性の疾患など、食事では防げない原因を除くと、予防医学的な標準食といえます。

    一方、犬は肉食であるといった考え方のフードもあります。成分比ではタンパク質30〜40%、脂質15〜20%、糖質20〜30%前後です。このような成分比は、犬は肉食系雑食、猫は肉食と考える上記のフードでは、キャットフードと同じような3大栄養素のバランスになっています。犬は猫と違うので、肝機能た腎機能が低下したり、痩せすぎ、太りすぎなど、食事量も含めて難しいフードといえます。

     

    犬は、1万数年以上も、人間と一緒に生活して、人間から食べ物をもらって生きてきました。その時代、その時代に、人間が食べていたものの残り物を食べてきたので、穀類・芋類・豆類などの糖質(デンプン)の消化酵素を持っている犬だけが生き残り現在に至っているといわれています。人間が毎日肉を食べるようになったのは、ここ100年ほどで、生活レベルが高い国に限らています。

    犬は、肉食ではなく、肉食系雑食。人間は雑食です。雑食は、様々な食べ物を食べて、その栄養素を取り込むことによって、体をつくり、体を動かすエネルギーを得て、生きていけます。犬は肉食系雑食なので、肉や魚が多く必要で、穀類・芋類・豆類・野菜類・海藻類など、多種類で多品目のドッグフードや手づくりごはんの栄養素を摂取できると、健康を維持して、病気を予防でき、長生きすることができます。

     

    人間も、犬も、病気を予防して、健康で長きするためには、、安全で栄養バランスが良い食事を、毎日適量に規則正しく食べることが、基本中の基本です。

     

     

    犬も予防医学的な考え方を。-4(犬の食事習慣…抗酸化作用で、老化、ガン予防)

    • 2019.10.14 Monday
    • 11:46

    犬の体をつくっているのも、体を動かすエネルギーも、日々の食事の栄養から得ているので、犬の健康において最も重要な要素になります。今日は、より積極的に、病気予防や老化防止効果が期待できる「抗酸化作用」がある、栄養素と機能性成分についてです。

     

    高酸化力がある栄養素は、主にビタミンA・C・Eで、犬ではビタミンCは体内合成で必要量を賄えるので必須栄養素ではありませんが、過剰摂取の心配がないので、積極的に摂取したほうが良い栄養素です。ビタミンA・Eは、過剰症はおきにくいといわれていて、特にビタミンAは、野菜などのβ-カロテンは、必要なときにビタミンAになるので過剰摂取の心配がなくなります。

    ビタミンA・C・E以外には、フィトケミカル(ファイトケミカル)といわれる機能性成分が、高酸化力がある物質です。

     

    ビタミンA(β‐カロテン)、C、Eは、野菜・果物・海藻などに多く含まれています。フィトケミカルは、野菜・果物・芋類・海藻類に含まれています。旬の野菜や果物で、犬が中毒にならないもので、人間が茹でて食べるものは茹でて、生で食べるものは生で、塩分など味をつけづに食べさせます。犬によって、好き嫌いがあるので、旬のものを選んでやると、自然に食材の種類が増えるはずです。

     

    犬は、若い時に食べさせないと、歳をいったときだと食べ物として認識しないので、食べないことが多くあります。できれば若い時から、おやつとして、トッピングとして野菜や果物などを食べさせていると、高酸化力強化やビタミン強化などに応用できます。

     

    高酸化作用は、活性酸素を無害化して、細胞が傷つくことをを防止する作用のことで、老化防止、特に血管の老化防止、ガン予防などの効果が期待されています。犬では、診断されることは少ないようですが、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞などを予防する効果があるといわれています。また、ガン予防効果も期待されています。

     

    台風19号の影響で、荷物の到着が遅れています。

    • 2019.10.13 Sunday
    • 13:42

    台風19号の影響で、先週注文した商品の入荷に遅れが発生しています。

    当店への荷物の到着、オンラインショップの発送とお客様への到着が遅れるもようです。

    一部の地域を除いて、順次回復するようなので、あと1日、2日だと思います。

     

    ドッグワン

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